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2009年9月25日金曜日

琵琶湖サイクリング(準備編)


2ヶ月程前、私は
富士山を制覇※1した。




















達成感は味わうことが出来たのだが、
周囲から賞賛されることは一切なかった。

何故なら、登ったことを
信じてもらえなかったからだ。

妻からは疑いの眼差し※2


精神的に追い込まれるオオカミ少年


ホントに、富士山に登ったのに・・・。」

幾度となく口にしたこの言葉。

(あぁ、無情。)


達成した後に押し寄せる虚無感。


そして、
誰からも理解されない寂寥感。

過去にすがる、覇気のない日常。

現状を変えたい!!

あの頃の自分を取り戻したい!!

もう一度、日本一※3を目指すんだ!!

ということで、
琵琶湖サイクリングを敢行することに・・・。

琵琶湖とは、言わずもがな
日本で最大の面積を誇る湖だ。

その面積は670㎢で、
滋賀県の六分の一を占めるほどである。

簡単に達成出来る目標ではないが、
達成せずにはいられない。

早速、私は準備作業に着手
することに・・・。

考までに、私が用意したものをご覧下さい。

<用意したもの>

○自転車
[シェーボ]
  自分にあった自転車がベスト
  ちなみに、私はあさひ自転車のPBのクロスバイク。
  レンタサイクルっていう手もあるね。













○リュック[コールマン]
  汗まみれになるため、
  キャリアに乗せるタイプの方が良い。

 (金欠な私は残念ながらリュックに・・・。)















○ヘルメット
[BLIKO]
  これさえあれば、多少の事故なら大丈夫。
  自分だけ助かりたい人の必需品。
  頭が蒸れるので、髪の薄い人は要注意。
  (ちなみに、私のメットはオレンジ
。)














以上、三点はサイクリングには欠かせない。

以下にご紹介するものは、
長距離サイクリングにおススメの商品
だ。

○サドル[GEL付きサドルパット
  お尻にかかる重圧は計り知れない
  お尻に優しいものを選ぶと良い。















○手袋[軍手]
  マメが出来るとサイクリングに、
  集中出来たもんじゃない

  滑り止め付き軍手がベスト。
  サイクリンググローブなんて洒落たモノは
  私には似合わない。
















以上、二点は買って損はない逸品だ。

長距離サイクリングは
特にお尻に負担がかかる。

サイクリング後、私のお尻はいつも、
猿のように真っ赤に腫れあがる。

身を守る唯一の手段は三点支持

お尻と両手に均等に体重をかけるのだ

それだけでも、
お尻にかかる負担はだいぶ違う。

サドルパッドと軍手は決して
格好良い物ではない。

私は見かけより、実用性を重視するタイプである。

でも、細かなことを気にしないと、
こんなことに・・・。

○スパッツ[しまむら]
  空気抵抗を少なくするため、
  体に密着したモノが良い 



















私はこのスパッツを使用することはなかった。

いや、「使用出来なかった」
と言った方が正しいのかもしれない。


サイクリング前日、
私がスパッツを試着していると・・・、

妻からは、まさかのダメだし

妻:「それって、モモヒキだよね。

   お願いだからそれだけはやめてくれる。

   どう見ても、犯罪だから・・・。」

鏡を眺めてみると・・・、

私の大事な部分は、明らかにモッコリ

男性ホルモンを
ガンガンにまき散らしていたようだ。


私の頭の中では、
こんなイメージだったのに・・・。
















どうやら、シマムラの1,000円モモヒキでは
ピタッと感は出せなかったようだ。


残念ながら、
このモモヒキはタンスの肥やしに・・・。

あぁ、安物買いのゼニ失い。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 富士山を制覇・・・
   登山家ISOJINは毎年御在所岳に登っている。
   急に登ると、心臓に負担がかかる。
   詳しくは
富士山(後編)をご覧下さい。
※2 疑いの眼差し・・・
   幾多の困難を乗り越え達成した富士登山。
   でも、一つも証拠がなかった。
   詳しくは
富士山(教訓編)ご覧下さい。
※3 日本一・・・
   誰もが憧れる日本一の称号。
   そこには、二番以下を寄せ付けない
   圧倒的な存在感がある。
   詳しくは「もののけ姫」をご覧下さい。


(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

2009年9月20日日曜日

いきなり!黄金伝説。(後編)


前編をご覧になっていない方は、
前編よりお楽しみ下さい。  → いきなり!黄金伝説(前編)

昼飯を食べた我々は、準備万端。

ウェットスーツを身にまとった痛風男は
意気揚々と荒れ狂う波に向かっていく。

痛:「みんな、オレに着いて来い!!」

いつになく、気骨あふれる痛風男。

しかし、午前までとは、様相が違う篠島海岸。


水中の透明度は、明らかに低くなっている。

絶景ポイントを求め、
徐々に沖へと繰り出す我々4人。


そして、さらなる異変が我々に襲いかかる。

体がピリピリと痛いのだ。

周りを見渡すとクラゲの大群

クラゲ、クラゲ、クラゲ・・・。

ぎゃああああーーーーーーー!!

篠島海岸に響き渡る叫び声。

痛風男は一目散に陸にあがった。

痛:「もう、海に入りたくない。」

子猫のようにおびえる痛風男。

しまいには、ウェットスーツのチャックをも、
クラゲと勘違いする始末。

(余程、怖かったに違いない。)

どうやら、彼の気骨は軟骨で出来ているようだ。


一方、クラゲをもろともせず、
タコをひたすら探すビニール男。


何度も何度も、潜水を繰り返す。

その姿は、まさに、八つ墓村
※1

















そんなに頑張ってると、
クリケット
※2のように、潜水病になっちゃうぞ。
















格闘すること数時間。

突然、ビニール男が叫んだ。

ビ:「タコがいたぞー。早くこっちに来てくれ!!」

誇らしげな彼の手には戦利品、タコの足が一
本。

残念ながら、逃げられてしまったようだ。

モリがないのが、悔やまれる。


でも、確実にタコがいることがわかった。

大きな収穫である。


気を取り直し、海に入る私たち。

ビニール男の目がキラリと光る。

ビ:「水面を舐め回すように見てみて。
   黄色い目が光ったら絶対タコがいるから・・・。」


(やはり、経験者の言葉は参考になる。)

しばらくすると、何故かビニール男は
おもむろにウェットスーツを脱ぎ始めた。

ビ:「ちょっと、用を足してるから離れとって。」

痛:「わかった、わかった。」

ビ:「そっちの方、ホントにヤバいって。」

痛:「おぅ、大丈夫、大丈夫。」

ビ:「今、痛風男の顔の隣に、浮いてるから・・・。」

痛:「えっ???」

そこには、茶色の物体がプカリプカリと・・・。


ぎゃああああーーーーーーー!!

再び、篠島海岸に響き渡る叫び声。

予想外の展開。 まさかの、餌巻き

痛風男の顔 数十㎝のところに、
あり得ない物体が・・・。

再び、一目散に陸に上がった痛風男。

その姿は、子猫と言うより子鼠だった。

(とても小さい。)

そして、なんだか妙に満足げなビニール男。

その無邪気な笑顔に、我々は恐怖すら感じた。

恐るべし!! ビニール男。

数時間後。

この餌巻きが功を奏したのか、
ビニール男は再びタコを発見。

岩場の奥に光る黄色い目。

ここで穫らぬは、男の恥。

再び、タコとの格闘を始めたビニール男。


ビ:「ここで会ったが100年目。
   今度こそは、逃がすまじ!!」

気合い十分である。

格闘すること数十分。

ったどぉーーーーーーー!!




















ついに、海の主の捕獲に成功。

これで、企画者の面目躍如である。

激しい格闘のおかげで、
タコの8本足は、半分の4本に・・・。




















格闘の激しさは、
ビニール男の軍手にも表れていた。

ちなみに、これがビニール男の軍手(使用済み)




















軍手には赤い鮮血が・・・。

当然、ビニール男の手も血まみれだ。

タコの抵抗する力が、ものスゴかったらしい。


軍手の黄ばみは・・・・、

読者の皆様のご想像にお任せいたします。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 八つ墓村・・・
   金田一耕助シリーズの第3作。
   沼に人が逆さになっているシーンはあまりにも有名。
※2 モンブラン・クリケット・・・
   漫画ワンピースのキャラクター。
    ジャヤの東の海岸に住んでいる、 モンブラン・ノーランドの子孫。

   ジャヤのはみ出し者。
海賊「猿山連合軍」最終園長。
   ノーランドが見たという黄金都市の存在を密かに信じている。


(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

いきなり!黄金伝説。(昼飯編)


前編をご覧になっていない方は、
前編よりお楽しみ下さい。  → いきなり!黄金伝説(前編)


午前の部が終わり、
食事タイムを取る4人組のエセ勇者。(撮影者:金八先生)













海水に長時間入っていると、
体力の消耗が激しい。

腹が減っては戦は出来ぬ!!

よだれをグッと飲み込み、荷物置き場に向かう私たち。


体力回復には、
やっぱりにぎり飯だ。

すると、ビニール男が荷物置き場の異変に気付く。

そこには、明らかに荒らされた形跡が・・・。





















ビニール男の大切しているビニール袋※1
何故か、穴だらけになっていたのだ。

もしや、物盗りの犯行か???

幸い、金目の物はなかったため、問題はなさそうだ。

(良かった、良かった。)

気持ちを切り替え、飯を食べ始めた私たち。

すると、私がコンビニで買ったはずの
おにぎり(牛カルビ)がなくなっている。

私:「オレ様のおにぎりを隠したヤツは誰だぁ?」


プンプン! o(`へ´メo)




















ーーーーーーーン。

ビ:「これじゃねぇの?」

ビニール男の指が示した地面には、
喰い散らかしたおにぎりの残骸が・・・。


誰だ? こんなヒドいことをするヤツは?

(オレの大切な牛カルおにぎりがこんな無惨な姿に・・・。)

痛:「そういえば、さっきカラスがいたよ。」

私:「かっ カラス?」

(んな訳はねぇだろーー!!)

言い訳をするヤツが一番怪しい。

犯人は痛風男に決まりだ!!

勝手にそう思い込んでいたが、
冷静に考えると、やっぱりおかしい。

人間なら、わざわざ
ビニール袋を破く必要ないからだ。

そう考えると、
明らかにカラスの仕業である。

痛風さんよ、勝手に疑ってごめんなさい。

(疑り深い私を許してね。)

結局、私はみんなに少しずつ食べ物を恵んでもらった。

なんとか、飢えをしのいだ惨めな私。


(隣でモリモリとパンを喰らうビニール男がうらめしい。)


そんなビニール男がポツリとつぶやく。

ビ:「金八のウェット変じゃねぇ?」


金:「実は、後ろ前に着ちゃって・・・。」




















ありえねぇーーーーーー!!

(細いと、違和感を感じないんだね。逆にうらやましい。)

でも、着替えないところが彼らしい。

そして、痛風男は高いプライドを捨て、
ついに、金八先生からウェットスーツを借りた。





















全員、準備万端である。

これで、午後の部は思う存分楽しめそうだ。

           続きは → 「いきなり!黄金伝説。(後編)

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 ビニール袋・・・
   ビニール男はビニール袋が大好きだ。
   詳しくは「お父さんは心配症」をご覧ください。


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いきなり!黄金伝説。(前編)


待ちに待ったシルバーウィーク。

この五連休、余すとこなく楽しみたい!!

そこで、余暇コーディネータの私は、
最大多数の最大幸福をトコトン追求。

そこに、痛風男が割って入る。

痛:「嫁がずっと仕事なんで、
   私めをぜひ旅のお供に・・・。」

地面に膝をつき、両の手を組み私に懇願。

私:「仕方あるまい、着いて来なさい。」

痛:「ははぁ、ありがたき幸せ。」

ということで、伝説を求め、我々は篠島に・・・。















目的はもちろん、
昨年のリベンジ、モリ突き※1である。

師崎からフェリーで約15分。

篠島とは、知多半島と渥美半島の
ほぼ真ん中に位置する面積0.92㎢の島である。

主要道路以外の道は極めて狭く、
住民の足はほとんど原付。

ノーヘル、二人乗りは当たり前無法地帯だ。

荒らくれ者の海人
(ウミンチュ)が溢れるこの島に、
モリ一つで乗り込む勇者4人。

メンバーは、
私、痛風男、金八先生、ビニール男。

俺たちの熱い夏はまだ終わっていなかった。

昨年の教訓から、事前準備はバッチリだ。

ただ一人、痛風男を除いては・・・。

この男、「モリ突きに行く」って言ってるのに、
「モリを忘れた。」と、のうのうと抜かす。

(ホントにやる気あんのか!!)

なんと、持ち物は海パンのみ。

陽気な天気とはいえ、9月の海に
海パン一つで飛び込むつもりだったらしい。

正気の沙汰とは思えない。

理由を聞くと・・・、

最近デブったため、昔買った
ウェットスーツが着られなくなったとのこと。

(かわいそうに、その気持ちはよくわかるよ。)

私は自分の(着れなくなった)ラッシュガード
痛風男にそっと差し出す。

私:「これ、良かったら、使ってくれ。」

痛:「いやぁ、かたじけない。」

爽やかな笑顔を浮かべる痛風男。

私としても、人の喜ぶ顔が見れたら幸せだ。

で、私はどうするかって???

私は分厚い脂肪があるから、大丈夫。

ってオイ!!

私の方は、金八先生からウェットスーツを
借りるからまったく問題ない。

(こっちの方が温かいからね。)

早速、海岸に車を停め、着替えはじめる。

ハイテンションな我々に
地元のおばちゃんが声をかけてきた。

お:「あんたたち、ここで漁は禁止だよ。」

まさかのダメだし!!

(やっぱり、ダメだったのね。)

うなだれる勇者4人。

上がりきったテンションは、一気にダウン。

篠島海岸に、しばし沈黙が広がった。

ーーーーーーン・・・。

このモリ突き企画の企画者、
ビニール男はこの空気を敏感に察知した。

(KYな彼には珍しく、素晴らしい配慮。)

ビ:「でも、潜ってるだけでも楽しいよ。」

もはや、そこには当初の目的はなかった。

全:「うん、確かにそうだよね。」

全員、あっさりと納得。

プラス思考過ぎる私たち。

(俺たちに過去を振り返っている暇はない!!)

着替え終わった我々は、
モリを持たずに篠島の海に入水。

ウェットスーツの私は全然余裕。

一方、隣では痛風男がギャーギャー騒いでいる。

痛:「待ってくれぇ、冷たすぎるよぉ〜。」

(自業自得である。)

昨年の美浜では、魚一匹いなかったが、
やはり篠島は良い。

(今年はシュノーケルもあるしね。)

海底に広がる夢世界

美しい魚たちが優雅に踊っている。

金八先生の言葉を借りるなら・・・、

金「竜宮城があるのかと、思った。」

(そっそれほどまででは、なかったけど・・・。)

2時間程、水中探索を楽しみ休憩に・・・。

そして、魚自慢がはじまった。

いつになく、饒舌になるビニール男、
一方、口数少ない痛風男。

痛風男は顔色が悪く、ブルブルと震えていた。

…(((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブル

痛:「すごく寒いんだけど・・・。」

凍える痛風男を冷たい目で見る私。

(ふんっ、自業自得だね。)

そんな痛風男に優しく声をかけるのは、
やっぱり、金八先生である。

金:「大丈夫?  俺のウェット着ればいいじゃん。」

痛:「うーーーん・・・
でも、着られないと思って・・・。」

話を追求していくと、一つの事実が判明した。

痛風男はウェットスーツを着られない姿を
みんなに見られるのが、恥ずかしかったようだ。

私のラッシュガードだったら、大丈夫ってか??

畜生、バカにしやがって・・・。

それにしても、痛風男よ。

どこまでプライド高いね〜ん!!


           続きは → 「いきなり!黄金伝説。(昼飯編)


≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 モリ突き・・・
   シュノーケルなしで挑んだ初のモリ突き

   詳しくは「いきなり!黄金伝説。」を御覧ください。


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2009年9月9日水曜日

NANTA


韓国で人気NO.1パフォーマンス。


と言ったら、NANTA(ナンタ)



















ななっ、NANTAってなんだ?

(そんなお声が聞こえてくる。)


じゃあじゃあ、お答え致しましょう。

NANTAとは、厨房で巻き起こる事件を
コミカルに演出した舞台のことである。














しかも、このNANTA。

地元韓国人にも大人気。
なかなか見ることが出来ない貴重なステージ。
















自称エンターティナー※1の私としては
チェックしないはずがない。

これは、見なけりゃ損である。

キッチンにある道具や食材を使って、
素敵なハーモニー極上の笑いを奏でる。

(STOMPとBlue man showのミックスに近いかな。)









韓国伝統音楽「サムルノリ」がとても心地よい。

しかも、韓国語を使っていないため、
アホな私にも十分わかった。

(これって、重要ね。)

厨房狭しと立ち回る4人のコック。


























そして、客を巻き込むドタバタ劇

何より、鍛え抜かれた肉体※2
見る者すべての目を癒すのだ。

細マッチョな男性の開いた大胸筋、
スレンダーな女性の引き締まった腹筋。

男女ともに楽しめる演出だ。ウフッ

そして、リズムに合わせて、
振り回す軽快な包丁さばき(?)














ご ご 豪快すぎる・・・。

でも、「食べ物を粗末にするなっ!!」って
どこからか聞こえてきそうだ。

(これも、一つの演出、多めに見てちょ。)

包丁を片手に繰り広げる厨房パフォーマンス

私は大いに堪能させて頂きましたよ。

しっ、たまにはでも作るかな!!


  韓国ソウル出張★①カジノ編 ②観劇編 グルメ編 お土産編 

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 自称エンターティナー・・・
   ISOJINは人が喜ぶ顔を見るのが大好き。
   詳しくは「あしたのジョー」をご覧下さい。
※2 
鍛え抜かれた肉体・・・
   日々の積み重ねが素晴らしい肉体を作り出す。
   詳しくは「はじめの一歩」をご覧下さい。



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2009年9月8日火曜日

千と千尋の神隠し


せっかくの韓国出張。

「現地料理を思う存分に楽しみたい!!」

そう思うのが普通である。

もちろん、私も例外ではない


しかし、この日
私は既に三度の朝食を取っていた。

一度目は出発する前に家で、
二度目は離陸前の空港のラウンジで、
そして、三度目は機内食で。

さすがに、

それだけ食べていたら腹は減らない。

そこで、私たちは昼飯も喰わずに、衣装合わせに・・・。

韓国の伝統衣装
チマチョゴリ体験ツアー


は、 コスプレ大好き※2である。 (キャッ

私:「韓国に来たからには、
   チ
マチョゴリを来ておかないと後悔する。」

との思いがつのり、恥を承知で、
ボスに撮ってもらった写真がこちら。




















うん、なかなか決まっている。

(上司にいったい何させとんねん!!)

でも、これはパジチョゴリ(男性用)。

実は、私に合うサイズの
チマチョゴリ(女性用)はなかったのだ。

(う〜ん、ダイエットしないとな。)

その後、韓国が誇る
世界遺産の昌徳宮
を見て回る。
















二時間のガイド付きのお散歩コース。


おかげで、腹もグゥグゥ鳴り始めた。

その足で、私たちは明洞(ミョンドン)へ・・・。

昼飯を抜いていたため、空腹はピーク。

店に入るや否や、狂ったように注文しまくる。

・カルビクイ(갈비구이)
 牛のカルビを鉄板、網などで焼いたもの











・サムゲタン(삼계탕)
 若鶏の内臓を抜き、中にモチ米、ナツメ、
 栗、朝鮮人参などを詰めて煮込んだ料理












・チヂミ(지짐이)
 魚介、肉、野菜などを小麦粉で溶いて焼いたもの












・プルコギ(불고기)
 下味をつけた牛肉を専用の鉄板で焼いたもの











・ミルミョン(밀면)
 小麦粉で麺を作った冷麺











入店から3時間、次から次へと食べまる。

結局、1日目にして、韓国料理をほぼ堪能。


胃から食道に至るまで、
まんべんなく韓国料理を押しこん
だ。

まさに、サムゲタン状態。


(いや、私の場合は鳥じゃなく、豚だな。)















このまま、ホテルに帰って寝るとになる。



そこで、私たちは重い体を引きずり、
韓国サウナ
汗蒸幕(ハンジュンマク)に・・・。




















サウナの後、垢擦りをすると、
出るわ出るわ大量の垢が・・・。

30年、積もり積もった垢は、ゴルフボール程に。

おそらく、1kgは痩せたはずである。

(ホントか???)


ホテルに戻った後も、
プールでひたすら泳ぎ、そしてジムで筋トレ。

(少しでも、カロリーを消費させないと・・・。)

運動後、ジムの片隅にある体重計に乗ってみる。


気になる体重は、・・・ 88.4kg

ーーーーーン!!





















ついに、自己最高をマーク。

(あれだけ、喰ったらさすがにこうなるわな。)

襲いかかる自己嫌悪。

(最近、頑張って自転車通勤※3してたのに・・・。)


まさかの、最高到達点88.4kg。


一気にK点越えである。

この体じゃ、ジャンプもろくに出来やしない。

跳べない豚は、ただの豚だ。













  韓国ソウル出張★①カジノ編 ②観劇編 グルメ編 お土産編 

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 千と千尋の神隠し・・・
   スタジオジブリの長編アニメーション作品。
   千尋が名前を奪われ、湯屋で働く物語。
   (→ ソープ嬢が一般人に戻るという夢のあるお話??)
※2 コスプレ大好き・・・
   幼い頃の楽しい思い出は、
   人間形成に大きく関わってくるようだ。
   詳しくは「涼宮ハルヒの憂鬱l」をご覧下さい。
※3 自転車通勤・・・
   エコなISOJINは自転車通勤。
   詳しくは「ぼくのなつやすみ」をご覧下さい。





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2009年9月7日月曜日

スーパーマリオブラザーズ


今、韓国はウォン安だ。

ビニール男※1ではないが、
替えの服は1日分しか持っていかなかった。

当然、あとは現地調達する予定だ。

韓国ソウルで買い物と言ったら、南大門市場















600年以上の歴史を持つ巨大マーケット。

威勢の良いかけ声が飛び交う。

店:「サヨ!サヨ! (安いよ!安いよ!)」

私:「カッカ ジュセヨ! (まけてよ!)」

(今回の出張(?)で覚えた唯一の単語である。)


私は妻に頼まれていた
高級韓国海苔を早々にゲット
!!

(これで、最低限の義務は果たしたぜ。)


韓国海苔を大量にゲットした後、
明らかに呼び込みに声をかけ
られる頻度が増す。

ちょっとしたスター扱いである。














(さぞかし、カモがネギを背負って見えるのだろう。)

やたらと、韓国名物をススメてくる。

松茸高麗人参
ケチな私には似つかわしくない代物だ。


(これ以上、私をパワーアップさせてどうすんの?)













南大門を一通りグルグルと回ったが、
どこも同じようなものばかり・・・


1時間程かけて、駆け足で南大門を制覇。

(そう、Bダッシュね。)

疲れて休んでいると、
声をかけてきた怪しい男性。

私の耳元でソッと囁く。

怪:「ロレックスあるよ。」

こっこれは、痛風男が言っていた
噂のスーパーコピー※2ってヤツか???

怪:「店の中で詳しく話すよ。」

(うん、間違いない。)


ボスは少々怪訝な表情を見せたが、
私はスタスタと店の中に入ってい
く。

もちろん、買うつもりなど毛頭ない。

(でも、密かに興味津々。)

話を聞いていたが、
途中でなんだか飽きてきた。

怪しい男性が熱くなればなるほど、
私の興味は急速に薄れていく。

どうしても、これ以上聞く気になれない。

私:「なんか、眠くなって来たんですみません。」

(もうちょっと、マシな断り方あるだろう。)


今考えると、とても失礼な話である。

(でも、事実だから仕方ないね。)

買い物に疲れた私たちは、
ホテルに戻ることに・・・。

おっと、その前に、忘れてならぬは替えの服

あちこち見て回ってみたものの、
ろくなもんがない。


仕方ないから、
こんなTシャツを買うことに・・・。




















黄色のスーパーマリオTシャツ。

(24時間テレビかーーーい!!)

こんなTシャツ、日本じゃとても着られない。

(まぁ、韓国で着る分には問題ないか。)

ということで、5,000ウォン
(約400円)でマリオTシャツをゲット!!

よしっ、痛風男へのお土産は、
この使用済みマリオTシャツに決まりだ。

  韓国ソウル出張★①カジノ編 ②観劇編 グルメ編 お土産編 

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 ビニール男・・・
   旅の荷物を全て現地調達するますらを。
   詳しくは「お父さんは心配症」をご覧下さい。
※2 スーパーコピー・・・
   
ほとんど本物と見分けがつかない偽物。
   詳しくは「スラムダンク」をご覧下さい。
※3 スーパーマリオブラザーズ・・・
   任天堂が発売したファミコン用ゲームソフト。
   社会現象を巻き起こした伝説的なゲーム。





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