ダイエット解禁宣言

　
北海道と言えば・・・、物産展。

と言うくらい、ウマいものが多い北海道。

とてもダイエット中※１の人間が行く場所ではない。

右を向いても、左を向いても、誘惑だらけ。

このままいくと、間違いなく肥満街道一直線。

もはや、デブから逃れる術はない。

（相変わらず、意志が弱い、弱すぎる・・・。）

一日目に訪れた店は、
北海道　狸小路の名店　北一ラーメン。

東京の百貨店からも、
出店依頼が殺到する程の人気店だ。

もちろん、一番人気の特製みそラーメンを注文。

【札幌らーめん 北一 狸小路店】 
　・住所：札幌市中央区 南三条西1-3-3 マルビル1F
　・電話番号：011-252-6400

油たっぷりの特製ラードがたまらないっ！！

ついつい、食がすすんでしまう。

そんな私に、痛風男から悪魔の囁きが・・・。

痛：「もっと、食べたらいいじゃん。」

私：「へっ？？」

（そりゃあ、出来れば食べたいんだけど・・・。）

痛：「せっかく、北海道にきたんだからさっ。」

私：「じゃあ、大将　海鮮チャーハン一丁っ！！」

あまりにもまぶしい爽やかな笑顔につられ、
思わず海鮮チャーハンを追加注文。

うっ　うまいぃぃっ！！

ノッケから、ダイエッターにとってはツライ展開。

一日目にして、胃袋から喉に至るまで、
食物をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまった。

もう、ゲップを出す余地もない。

こうなったら、

喰って喰って喰いまくってやるっ！！

と、いうことで・・・、

早くも、ダイエット解禁宣言※２。

目に入ったものは、
とにかく手当たり次第、喰いまくる。

目指すは、

北海道を全て喰い尽くすっ！！

運動をして腹を無理矢理腹を空かせては、
可能な限り食物を体内に押し込む。

そんな冬眠前のクマのような毎日を
三日間ひたすら繰り返した。

サイクリングでの疲れの後には、
レストランSOGAで海鮮丼を・・・、

【レストランSOGA】
　・住所：北海道虻田郡ニセコ町字 曽我51-5
　・電話番号： 0136-43-2205

カヌーに乗った後は、
アダージョで刺身と天ぷら盛り合わせを。

【湯ごもりの宿アダージョ】 
　・住所：北海道磯谷郡蘭越町字日出554−52
　・電話：0136-58-3331

しかも、痛風嫁の誕生日ということで、
バースデーケーキを特別注文。

最終日には、積丹半島の神威岬を越え、
佐藤食堂でエゾバフンウニイクラ丼。

ちなみに、生ものが苦手な痛風男は、ほっけ定食。

【佐藤食堂】 
　・住所：北海道積丹郡積丹町日司34
　・電話番号：0135-45-6116

北海道の極上グルメを次から次へと
堪能させて頂いた。

こんなに幸せなことはない。

これでもかって言う程、
北海道を食べ尽くしたISOJIN。

あぁ〜

帰宅後、体重計にのるのが
おそろしいっっ！！

≪イソジンのよく解る 用語解説≫
※１　ダイエット・・・
　　　3ヶ月で10kgという究極のダイエットを開始したISOJIN。
　　　詳しくは「ダイエット宣言」 をご覧下さい。
※２　ダイエット解禁宣言・・・
　　　欲望の間に揺れるISOJINの弱い一面。
　　　詳しくは「不良品」をご覧下さい。

（注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。
　

ケチんぼ

私のことを知る人たちは、
口を揃えて皆こう言う。

ケチんぼと・・・。

でも、私は自分のことを倹約家と思っている。

ケチと倹約家は似て非なるもの。

倹約家とは、無駄なものにお金を使わない人のことを言う。

金持ちに倹約家が多いのは、
無駄な浪費をしないからである。

反対に、浪費家はビジネスで成功することは難しいだろう。

では、ケチとは？

ケチとは、倹約家の反対で、
必要なものにもお金を使わない人のことを言う。

金持ちを目指すなら、倹約家でなくてはならない。

この考えが強固なものとなったのは、
金持ち父さんを読んでからだ。

ロバート・キヨサキ氏の定義はいたってシンプル。

・資産はポケットにお金を入れてくれる もの。

・負債はポケットからお金を取っていくもの。

負債を減らして、資産を増やす。

ただ、それだけだ。

この本を読んで以来、
私はその教えを守っているつもりである。

（一向に、金持ちにはなれないが・・・。）

ちなみに、金持ち父さんの定義では、
マンションは負債。

ローンや固定資産税で、家庭を圧迫するからだ。


旅行に来たからといって、
この性格はすぐに変えられるものではない。

どうしても、生き方がこじんまりとしてしまう。

だから、決して浮かれることはない。

財布の口は、固く閉ざしたまま。

もちろん、ジャンボリータオルや、
羊蹄山のキーホルダーなんてもっての他。

せがむ妻を一蹴する。

私：「無駄な買い物など、ありえんしっ！！」

そんな性格に加えて、
貧乏性ときたもんだから質（たち）が悪い。

ケチと思われるのは、当然だ。

ちなみに、私は、靴下は穴が開くまでまで履き、
出されたおかずは、残さず食べるタイプ。

もったいないお化けとは、無縁な男。

デブってしまったのは、まさにこの性格のせいである。

だから、

もちろん、ペンションのアメニティグッズは、
使い倒さねば、気が済まない。

インスタントコーヒーを飲むのは当たり前。

目に止まったのが、カミソリである。

電気シェーバーを持っていっていたので、
本来使わなくても良い代物。

でも、使わないと負けた気が・・・。

カミソリを片手に、全身の体毛を見回す。

比較的、体毛は薄い方だが、
ところどころにムダ毛が目立つ。

特に、気になったのが胸毛である。

ワッサと生えた胸毛なら男らしくてかっこ良いが、
私の胸毛はハゲ散らかしたかんじ。

極めてチョロリと生えているだけ。

そんな胸毛が気になり、カミソリの餌食に・・・。

えいっ！！

まばらに生えた胸毛を一気に刈り取る。

（うむ、美すぃ～。）

一度、快感を憶えると、止まらないものである。

一気に、ムダ毛撲滅運動に乗り出すことに・・・。

胸毛の少し下に目をやると・・・、

へそ下のギャランドゥー※１がやたらと自己主張している。

（あぁ、忌々しいぃぃ。）

ついに、禁断のデルタ地帯に突入だ。

デリケートな部分なので、
傷つかないように丁寧に剃り上げる。

さすがに、ツンツルテンだと恥ずかしいので、
キレイな正三角形をイメージ。

が、これがなかなか難しい。

案外、美意識は高い方だ。

もう少し、もう少しと剃り続けるうちに、
その面積は極小に・・・。

オレは、プレイメイト※２かっ！！

大量の陰毛が降りかかった陰茎を見て、私は思った。

これが、ホントの毛ち○ぼだな。

　※　下ネタで、すみません。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※１　ギャランドゥ・・・
　　　ヘソの周りに生えている体毛がパンツの中まで
　　　つながっている状態を指す言葉。
　　　歌手の松任谷由実さんがオールナイトニッポンで
　　　最初にこの言葉を使用したらしい。
※２　プレイメイト・・・
　　　プレイボーイと言うアダルト向けの週刊誌に、
　　　専属で裸を売り物にするモデルのこと。
　　　彼女たちは陰毛を全て剃り上げることはなく、
　　　極めて細長い長方形に剃毛する傾向が・・・。
　　　中には、ハート型等にあしらったものもある。



（注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。 
　

湯ごもりの宿アダージョ

　
激安ホテル。

（う〜ん、スバラしい響き・・・。）

旅行をする時は、
いつもじゃらんで最安値のホテルを選ぶ。

ロマンチックな演出は、
我らの旅行には微塵もない。

女性がいても、おかまいなし！！

これこそが、どうでしょうの旅。

でも・・・、

今回、旅のコーディネイターは、
妻たちである。

心配なのは、旦那のふところ事情をお構いなしに、
ホテル選びをするのではないかということだ。

しかも、今回の旅はミステリーツアー。

つまり、私たち男性陣は、
行き先を全く知らされていない。

ケチな私は気が気でない。

どんな企画が待ち受けるかよりも、
どんだけ費用がかかっているのか妙に気にかかる。

ケチな男の哀しい性である。

そんなことを考え、
本日のお宿、湯ごもりの宿　アダージョへと向かう。

【湯ごもりの宿アダージョ】
・住所：北海道磯谷郡蘭越町字日出５５４−５２
・電話：0136-58-3331

（NIKITAの艶女とは、おそらく関係ない？！）

コンビニもない人里離れた温泉地。

鬱蒼（うっそう）と茂った森林の中に、
一際目立つモノクロのペンション。

（う〜ん、高そうだ。）

期待で胸を膨らませ、
ペンションの扉を開くと・・・、

そこには、山のようなDVD。

うっほほぉぉーーーーいっ！！

映画好きな私には、たまらない。

そこには、新旧入り交じる名作が・・・。

（今夜は、眠れそうもないなぁ。）

しかも、このお宿、
各お部屋に露天風呂がついている極上の宿。

早速、部屋に入ってみると・・・、

凄まじい硫黄臭。

臭っ！！

温泉地にはよくあること。

鼻がひん曲がる程の強烈な香り。

でも、部屋に温泉があることに感動を隠しきれない。

テンションはマックスだ。

その勢いで、湯船をかき混ぜる。

熱っ！！

尋常じゃない水温。

あまりの熱さに、のたうち回る。

熱すぎて、かき混ぜることもままならない。

熱湯コマーシャルかっ！！

熱い湯船でキャッキャと騒ぐ、中年男女。

熱がる私たちをよそに、
おもむろに湯船に足を浸す痛風嫁。

嫁：「私、大丈夫みたい。」

あっさりと、入水。

（今は、熱さを楽しむところでしょ。）

おのれは、小島よしお※かっ！！

気になる臭いは、5分程で慣れてきた。

人間の持つ適応力には、ホント脱帽。

それにしても、
部屋に温泉とはうれしいものだ。

私たちの旅では考えられない、
リッチなお宿。

疲れた体を癒すには、もってこい。

たまには、こんなお宿もいいもんだ。

≪イソジンのよく解る 用語解説≫
※１　小島よしお・・・
　　　オッパッピーでピアーな男。
　　　空気を読むのが苦手な小島よしおさんは、
　　　2007年、24時間テレビで、トンでもないポカをした。
　　　ダチョウ倶楽部のリアクション芸を完全に殺したのだ。
　　　一発屋芸人の今後の進化を、筆者は密かに期待している。



　　　
（注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。 
　

ウィリー

　
フィッシング※１からカヌーへの変更を、
余儀なくされたエセどうでしょう班。

早速、インストラクターから、 
オールの使い方や、転覆した時の対処法を学ぶ。

二人乗りのカヌーだと、
前の人が舵取りで、後ろの人がエンジン。

カップルの場合、女性が前で、
男性が後ろになるケースが多いとのこと。

この講義が思いのほか、長い。

（もう、早くやらせてくれよ。）

せっかちな私は、苛立ちを隠しきれない。

一方、転覆という言葉に怯えた女性陣。

顔からは、完全に表情が消えていた。

（ビビり過ぎでしょ。）

さぁ、いよいよカヌーに乗り込み、実技演習。

オール片手に、ハリキる私。

祭の旗を掲げよぉぉぉーーー！！

思わず、ミスターのように雄叫びをあげる。

それに呼応する女性陣。

CUEのこととなると、
突然、息を吹き返し元気になる。

（う〜ん、女性の心理はわからない。）

エンジン担当の私は、力の限り漕ぎまくる。

自称、百万馬力。

体力だけには、自信がある。

目指すは、ダントツ一番乗りっ！！

負けず嫌いの血が騒ぐ。

が、

漕げども、漕げども、進みやしない。

尻別川は、意外に手強い。

水の抵抗をもろに受け、
カヌーは大きく上下に揺さぶられる。

重心を低めに取るも、さすがに身の危険を感じる。

どうしても、川に対して平行にならないのだ。

しまいには、川の中央で大回転。

（ハリケーンジャンボリーの影響か？？）

もう、パニック寸前。

おーーーい、待ってくれぇーーい！！

と、心の中で叫んでみる。

小さなプライドから、
救助を求めることが出来ない私。

おかげで、完全に置いてけぼり。

そんな苛立ちを妻にぶつける。

私：「おいっ、もっと漕げって！！」

妻：「漕いでるって！！」

次第に険悪になる二人乗りのカヌー。

そうこうしてるうちに、
他のグループが、ドンドンと小さくなっていく。

激流にのまれ、カヌーはもう転覆寸前。

と、そこへようやくインストラクターが・・・。

イ：「大丈夫ですか？」

（ふぅ～、助かった。）

開始早々、先が思いやられる展開。

一人おののく舵取りの妻。

妻：「ちょっと、転覆しちゃうでしょ。」

鼻息は荒い。

私：「転覆してもネタになるからいいじゃん。」

私は少しでも安心させようと、妻を励ます。


妻：「だから、怖いって言ってんのっ！！」

どうやら、ご立腹のようである。

「救命胴衣があるから、死ぬこたぁないのに・・・。」

こんな言葉が、脳裏に浮かんだが、
取り敢えずは黙っておいた。

（やぶ蛇だけは、ゴメンだゼっ！！）

インストラクターの指導のもと、
再び下流を目指す。

しかし、なかなかウマく進まない。

原因は、妻のオールの使い方にあるようだ。

イ：「取り敢えず、旦那様は漕がずに、
　　　奥様だけで漕いでみて下さい。」

いよいよ、個人レッスンのスタートだ。

イ：「水の表面だけでなく、
　　　奥まで力強く漕いでみましょう。」

妻：「ハイっ、教官。」

返事だけは一人前。

でも、行動が全く伴わない。

イ：「オールを下に突き刺すようなかんじで・・・。」

指導も空しく、オールは見事に空を切る。

妻は必死に漕いでいるようだが、
どうしても、ふざけているとしか思えない。

そんな妻に対して、
インストラクターがチクリと一言。

イ：「お仲間の女性の方は、ちゃんと漕いでますよ。」

余計なお世話である。

他のグループを待たせながらの、個人レッスン。

次第に、手持ち無沙汰になる私。

ついつい、一緒に漕ぎたくなる。

その衝動は、とても押さえきれるものではない。

そろりと、オールを漕ぎ始めると、
インストラクターが、すかさず注意。

イ：「旦那様は、しばらく漕がないで下さい。」

私：「ほ～い。」

（ちぇっ、つまんねぇーゼっ！！）

そんなやり取りを、何度か繰り返す。

温厚なインストラクターも、さすがにキレはじめる。

そんな空気を察してか、力強くオールを漕ぐ妻。

ビチャッ！！

勢い余って、思いっきり私に水をぶっかける。

おいっ！！

ご主人様に対して、この仕打ち。

（気を付けて欲しいものだ。）

さらに、インストラクターがとどめを刺す。

イ：「いいです。そんなかんじで、漕いで下さい。」

おいっ！！

心なしか、少し晴れやかな妻の表情。

一方、びしょびしょになる私。

もう、パンツの中までびしょ濡れだ。

が、ちっとも上達しやしない。

業を煮やしたインストラクターから
ついに、禁断の一言が・・・。

イ：「制限時間がありますので、
　　　申し訳ないですけど、私のカヌーと結合します。」

えっ？？

インストラクターの大英断。

緊急避難である。

(「￣ ・￣)=3　ふぅ～。。

ついに、私たちは自力での川下りを断念。

インストラクターに連れられるハメに・・・。

私たちに許された行動は、
隣にちょこんと座ることだけ。

（あぁ、つまんねぇゼっ！！）

連れられること約20分。

ようやく、はぐれていた痛風男たちと合流。

痛：「みんなを待たせちゃって、何やってんの？」

私：「うるさいわっ！！」

（こっちの気持ちも知らないで・・・。）

仕切り直しに、川の中流で休憩。

案の定、妻のテンションがすこぶる低い。

完全に、嫌気がさしてるご様子だ。

そんな妻の近くで、
何やら、もめ始めたインストラクターたち。

野次馬な私は、
インストラクターの会話に聞き耳を立てる。

すると、ところどころに、
「ISOJIN夫妻」という単語が聞こえてくる。

A：「ISOJINさんのボート、すごい傾いてたぞ。」

B：「体重差がかなりありますから・・・。」

C：「だから、水面にオールが届かなかったんですね。」

私：「・・・。」


もしか、私が諸悪の根源？？


飛行機の椅子※２に引き続き、

またしても、私の体重がネックに・・・。


まさか、カヌーでウィリー走行してたなんて・・・。


うぅ、絶対　痩せてやるっ！！

≪イソジンのよく解る 用語解説≫
※１　フィッシング・・・
　　　釣りバカに憧れたが、ユーコンに・・・。 
　　　詳しくは「弱り目に祟り目」をご覧下さい。
※２　飛行機の椅子・・・
　　　離陸前に椅子を倒してはならない。
　　　倒してもないのに、注意されるということは・・・。
　　　詳しくは「不良品」をご覧下さい。

（注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。
　　

弱り目に祟り目

　
こちらよりお楽しみ下さい。　→　 「ダメ人間」

想定外のサイクリングに大満足した、私と痛風男。

一方、グッタリしている妻と痛風嫁。

たった3時間程のサイクリングで、
この世の終わりという表情をしている。

サイクリングをチョイスしたことを
しこたま後悔。

私：「オレらだけ、サイクリングで良かったじゃん。」

嫁：「これからは、そうするわっ！！」

痛風嫁は怒りをあらわにするが、
覇気がない。

余程、疲れているとみえる。

一方、余裕の痛風男はこう宣う。

痛：「ちゃんとオレの勇姿を撮影してくれよ！！」

楽しい旅を帰ってからも思い出せるよう、
ビデオ撮影を要求。

どんだけ、
自分が好きなんじゃぁぁーーー！！

相変わらず、振り返り※１好きだ。

さて、午後からは、まったり企画。

フィッシィング対決。

北海道の川の幸を、
一匹残らず釣り上げてみせるっ！！！

意気込む我らの元に、鳴り響く着信音。

妻が携帯をとると、
お相手はニセコアウトドアセンター。

【ニセコアウトドアセンター】
・住所：北海道虻田郡ニセコ町曽我138
・電話：0136-44-1133

いつになく、丁寧な対応。

やたらめったら、長く話し込んでいる。

車内に漂う不穏な空気。

電話を切った妻の口から、残念なお知らせが・・・。

妻：「え～、昨日の雨の影響で、
　　　午後からのフィッシングは中止になりました。」

嫁：「え゛ぇーーー(ﾟ〇ﾟ ;)ーーー！！」

絶叫する痛風嫁。

どうやら、昨夜の雨のせいで、
川の水が濁り、魚を探すのが困難とのこと。

うなだれる、女性陣。

午後からの計画は、全ておじゃん。

(「￣ ・￣)=3　ふぅ～。。

取り敢えず、レストランSOGAで飯をそそくさと終え、
ニセコアウトドアセンターへと急ぐ。

受付に着くと、
スタッフが出て来て、平謝り。

ス：「このたびは、どうもすみません。」

私：「まぁ、天気のことですから・・・。」

ス：「ハイキングかカヌーなら、出来ますよ。」

私：「マジでっ？？」　キラーーーン！！

痛：「じゃあ、カヌーにしようよ！！」

私：「そだね。どうせなら普段出来ないことがいいっ。」

即断即決。

腑抜けどもに、付け入る隙は与えないっ！！

嫁たちの気持ちは、完全に無視。

弱り目に祟り目。

あまりの痛風男のやる気に、
妻たちは文句を言えない雰囲気だ。

その目の輝きはハンパないっ！！

まるで、少女漫画の主人公。

一方、痛風嫁は死んだ魚のような目。

もう、廃人寸前だ。

嫁：「フィッシング、すごく楽しみだったのに・・・。」

痛：「うるさいっ！！」

しょげかえる妻を一蹴する痛風男。

さぁ、午後からはカヌーで川下り。

果たして、痛風嫁のお尻はもげるのか？

乞うご期待！！

≪イソジンのよく解る 用語解説≫
※１　振り返り・・・
　　　撮影した写真やビデオは編集して、後日上映会。
　　　旅の思い出を、記録に残すのはなかなか良い。
　　　ちなみに、痛風男は撮ったその場で振り返る。
　　　詳しくは「旭山動物園物語」 をご覧下さい。

（注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。 
　

ダメ人間

　
今回の旅は、シークレットツアー。

つまり、我々男性陣（私と痛風男）は、
目的地を全く知らされていない。

いわゆる、どうでしょうの旅※１。

旅先で、何が待ち受けるのかは、
女性陣（妻と痛風嫁）しか知らないのだ。

どんな企画で驚かせてくれるのか、
楽しみで仕方がない。

ただ、心配なのは・・・、

女性陣が、体を動かすのが苦手ってこと。

出来れば楽をしたいという、
腑抜けた二人組。

私と痛風男が望むのは、
超えられないような大きな壁に挑戦する旅。

そんな激しい企画を、
腑抜けた妻どもに期待しても仕方がない。

今回は、まったり旅行になりそうだ。

どうでしょうの旅だから、
もちろん、行き先はサイコロで決める。

と言っても、運転手だけどね。

何が出るかな♪　何が出るかな♪
それはサイコロまかせよ♪　

ドーーーーン！！

どしょっぱなの運転手は　なんと、私。

（ひょえーーーっ！！）

目的地は、ニセコ。

ニセコと言われても、
スキー場しか思い浮かばない。

（桃鉄のやりすぎかっ！！）

ニセコで、ステキな企画の発表が、
私たちを待ち受けているらしい。

（ワクワク　ワクワク。）

距離にして約100km、時間にして約2時間。

快適な夏の北海道ドライビングがスタートする。

自然と、会話も弾む。

あっという間に、ニセコに到着。

気になる企画内容は・・・、

意外や意外、

マウンテンバイクをレンタルし、
約４時間のサイクリング。

思いのほか、ハードなチャレンジ企画。

（なかなか、やるじゃないの～。）

【ライオンアドベンチャー】
・北海道虻田郡ニセコ町字中央通142-5
・電話 0136-43-2882

まさか企画が、
あの腑抜けた女性陣から飛び出した。

と思っていたら、

こぎ出して早々、痛風嫁が脱落。

もう、ヘロヘロ。

嫁：「ダメ、私もう動けない。」

少し走っただけで、息が切れるだの、
お尻が痛いだのと大騒ぎ。

こんだけ、体力がない※２人を私は初めて見た。

下には下がいるもんだ。

あんな風にはなりたくない。

と、思いながら、私は黙って見守った。

ダメ人間のくせに、
こんなハードな企画を選択するなんて・・・。

私はそのクソ根性に、感動すら覚えた。

ありがとう、痛風嫁、そして妻。

私たちのために、無理してくれたんだね。

午後からは、釣りだから、
そこで、たっぷりゆっくり休んでおくれ。

お疲れっ！！ 痛風嫁。

続く　→　「弱り目に祟り目」

≪イソジンのよく解る 用語解説≫
※１　どうでしょうの旅・・・
　　　サイコロに任せて日本全国を飛び回る過酷な旅。
　　　詳しくは「水曜どうでしょう①」 をご覧下さい。
※２　体力がない・・・
　　　山に登るときは、カップヌードルは厳禁。
　　　吐気をもよおし、体力が衰退する。
　　　詳しくは「もののけ姫」をご覧下さい。

（注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。 　
　

不良品

ダイエット宣言から一週間後。

私たちエセどうでしょう班は、
セントレアに集結した。

旅のメンバーは、私と妻、
そして、痛風男とその嫁である。

目指せ！！ハッピーフライト※１。

旅の目的地は、

札幌市豊平区豊平5条11丁目1ー1。

（オナラはね、ウ○コの粒子です。）

そう、CUE DREAM JAM-BOREE 2010※２の
貴重なチケットが4枚も手に入ったのだ。

旅の幹事は、妻と痛風嫁。

シークレットツアーということで、
行き先を男性陣にはひた隠す。

私と痛風男は、ジャンボリー以外の目的地を
聞かされていなかった。

（まぁ、どこでもいいんだけどね。）

ANAマイラーの私だが、今回はJALを使用。

理由はともかく、
JALしか取れなかったらしい。

（まぁ、背に腹はかえられない。）

JALのキャビンアテンダント（CA）は
年配の方が多いらしいが、
接客マナーは世界でもトップクラス。

おもてなしの心を学べる良い機会。

何事も、経験である。

夏の北海道。

うだるような暑さから脱却し、
ひんやり涼しい北海道へ・・・。

自然と、期待で胸も膨らむ。

ただ、心配なのが食事である。

せっかくの北海道旅行。

見るもの全てを食べ尽くしたい！！

ダイエット宣言※３も、なんのその。

食欲に勝る、欲はない。

（そういえば、性欲も睡眠欲も旺盛だな。テヘッ。）

早くも、ダイエット解禁宣言。

相変わらず、意思が弱い、弱すぎる・・・。

でも、我慢は体に良くない。

そう自分に言い訳をし、正当化する。

何せ、北海道には私の大好きな
海の幸を堪能出来る店が盛りだくさん。

毛ガニにタラバ、ズワイに花咲・・・。

昨年の小樽のカニ専門店が忘れられない。

カニ食べ行こう♪　ハリッキって行こう♪

その他にも、ウニにイクラ、アワビにホタテと、
北海道は海産物の宝庫。

（もう、食べるしかないっしょ。）

飛行機に乗り込むや否や、
そんな妄想で頭の中はいっぱい。

ヨダレをグッと飲み込んでいると、
CAが何やら言っている。

C：「お客さま、離陸前はシートを倒さないよう、
　　　お願いいたします。」

私：「へっ・・・？？」

CAはどうやら、私に声をかけているようだ。

私：「えっ、倒してませんよ。」

C：「あっ、それは大変失礼いたしました。」

私：「・・・？」

C：「では、携帯の電源は切って頂きましたか？」

私：「今から、切りますけど・・・。」

なんだか、妙ちくりんな会話のやりとり。

首を傾げながら、再び妄想にふける。

が、どうしてもCAとの会話が気になって、
集中出来ない。

私は離着陸時にシートを倒す程、
常識がない人間ではない。

それに、携帯電話の電源ごときで、
客に声をかけることなどありえないっ！！

それでも、声をかけたってことは・・・。

やっぱり！！

シートを見てみると、
明らかに倒れている不良品。

椅子一つを直すことも出来ないとは・・・。

JAL再生の道は険しそうだっ！！

感慨に浸りながら、携帯の電源をオフにする。

一部始終、その様子を見ていた妻が、隣で高笑い。

妻：「体重オーバーみたいよ。」


ガッビーーー(ﾟДﾟ|||)ーーーン！！


ダイエット解禁宣言、撤回しよっかな。

≪イソジンのよく解る 用語解説≫
※１　ハッピーフライト・・・
　　　飛行機での快適さは、客室乗務員次第。
　　　目的地に無事たどり着けるかハラハラドキドキだ。
　　　詳しくは「ハッピーフライト」 をご覧下さい。
※２　CUE DREAM JAM-BOREE 2010・・・
　　　OFFICE CUE主催の二年に一度の大イベント。
　　　そのバカバカしさは、見る者全てをバカにする。
　　　詳しくは「CUE DREAM JAM-BOREE 2010」をご覧下さい。
※３　ダイエット宣言・・・
　　　大台間近の筆者は、ついにダイエットを決意。
　　　詳しくは「ダイエット宣言」 をご覧下さい。

（注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。 
　

CUE DREAM JAM-BOREE 2010

　　
ジャンボリー　ジャンボリ　ジャンボリー♪
ジャンボリ　ジャンボリー　ジャンボリ ♪

アハハハハハハハ ！

ジャンボリー　ジャンボリ　ジャンボリー ♪
ジャンボリ　ジャンボリー　ジャンボリ　アッハ！！

冒頭からわけのわからない
言葉を連発したことをお詫びいたします。

最近、我が家で良く聞く単語。

それは、ジャンボリー。

ジャンボリーって何？

なんのこっちゃ、
よくわからない人がほとんどだろう。

説明しよう！！

ジャンボリーとは、オフィスキューが主催する
二年に一度の大イベントのことである。

ちなみに、オフィスキューとは、
北海道を代表する芸能事務所。

主要メンバーは、
大泉洋をはじめとしたNACSメンバー。

そして、オクラホマ。

紅一点の小橋亜樹。

代表取締役はもちろん我らがミスターこと、
鈴井貴之社長である。

もしかしたら、水曜どうでしょう※１で、
なじみがある人もいるかもしれない。

ちなみに、今話題の龍馬伝※２には、NACSから
大泉洋さんが近藤（饅頭屋）長次郎役で、
音尾琢磨さんが望月亀弥太役で出演している。

洋ちゃん好き公言して憚らない妻と痛風嫁。

このチケットをゲットするために、いろいろと奔走。

その甲斐あってか、チケットを4枚もゲット！！

当初、二人で行くつもりだったらしいが、
今回は旦那も同行することに・・・。

とういうことで、北海きたえーるへ。

北海道は、札幌市豊平区豊平5条11丁目1ー1。
に行って来た。

（オナラはね、ウ○コの粒子です。）

それにしても、妻たちの浮かれっぷりは、
凄まじすぎた。

見ていてとても痛々しい。

いい歳こいて、手作りのうちわ片手に、
洋々と北海道に乗り込む。

（ジャニーズじゃないんだから・・・。）

その気合いたるや・・・。

キューグッズをゲットするため、
降りしきる雨の中を、傘も持たずに一時間。

ひたすら、長い行列を並ぶ。

その間、私と痛風男は、ロビーで待ちぼうけ。

ある日せっせと　野良かせぎ〜♪

（よくこんな雨の中、並ぶもんだ。）

呆れるのを通り越して、感心すらする。

おかげで、ジャンボリータオルと
Tシャツをゲットしてご満悦の嫁ども。

我が妻ながら、とても理解に苦しむ。

さらに、一回300円のガチャガチャで、
マグネットを大人買い。

ケチなオイラは、
どうしても、そろばんが先に立つ。

この300円があったなら、
と考えると、妙に切なくなってくる。

全くもって、理解不能である。

まぁ、そんなことを言っても仕方がない。

今は、楽しまなければ損である。

心の底から、バカになって楽しんでやるっ！！

今回のテーマは、ハリケーンジャンボリー。

ファンを巻き込み大回転するらしい。

そのファン層は幅広い。

30〜50歳くらいの女性が多いが、
中には、大回転するのが難しそうな
お婆ちゃんの姿もチラホラ。

若い女性と、男性はまばらである。

どうしても、場違いな空気は否めない。

戸惑う私と痛風男をよそに、
ハリケーンマーチが鳴り響く。

オフィスキューのメンバーの登場に、
会場の熱気も上がる。

祭の旗を掲げよぉぉーーーー！！

ミスターの雄叫びに、呼応する会場。

それにしても、ミスターは大忙し。

バブルス君やら黒柳徹子のモノマネ（？）やら・・・。

尋常じゃない汗をかいていた。

（でも、頑張ってる姿が大好きです。）

黒柳徹子から想像つくかもしれないが、
ザ・ベストテンの形式で進行。

オフィスキューだから、ザ・ベストキュー（９）。

司会はミスター扮する鈴柳貴子（笑）。

次から次へとあらわれる
懐かしの大キャラクター祭。

＜ベストキュー＞
９位　後藤利喜男「samba de kanemocchi」
８位　轟一郎「やっちゃうよ」
７位　ホワイトストーンズ「戦え！白き戦士～GO!GO!GO!」
６位　早川淳「きみにキャッチュー」
５位　森崎博之「つぼみ」
４位　FANTAN「起きないあいつ」

＜スポットライト＞
安田顕 feat.オクラホマ「札幌豊平区豊平５条11丁目１－１」　
大小「ゼロ・ワン・ツー・ゼロ（CDJ ver.）」　

３位　大泉洋「ハナ～僕とじいちゃんと」
２位　TEAM★NACS「おねがい！NACS SUMMER!」

ラスト1曲になった時に、
TEAM★NACSが突然の引退宣言。

「普通のおっさんに戻ります！！」

あまりも急な展開に、戸惑う会場。

進行に追われるNACSメンバー。

ヤスケンも思わず笑ってしまう程、
下手すぎる茶番劇※３。

コンサート慣れしていない私は、
もうドギマギ。

TEAM★NACSのメンバーが、
次から次へとステージにマイクを置いていく。

呆気にとられ、
会場は誰もついていけてない。

さらに、会場の外では緊急事態が発生。

小惑星の急接近で、
日本が大変なことになっていると言う。

富士山は爆発し、通天閣は破壊される。

まさに、日本中が大ピンチなのだと・・・。

？？？

完全に、会場は置いてけぼり。

そこで、NACSの正体が明らかになる。。

気になる、NACSの正体とは・・・、

なんちゃらかんちゃらという地球防衛軍。

ひとたび、NACSが大回転すれば、
その隕石を跳ね返すことが出来るとのこと。

あまりの急展開に会場は唖然。

こんな展開にポツリとミスター。

ミ：「みんな、ついてこれてる？」

何のこっちゃわからぬまま14回転。

無事、地球を守ることに成功？？

そこで、ベストCUE１位の発表。

１位　TEAM★NACS「ナックスハリケーン」

あっけなくアイドル復帰宣言。

怒濤の展開に、
会場は、もうポカンである。

そんな状態だから、
ファンもアンコールを忘れる始末。

コンサートが終了し、
そそくさと帰り支度を始めるNACSファン。

アンコールが起こる前に
思わず、飛び出すCUEメンバー。

そして、フォローする洋ちゃん。

洋：「アンコールやっちゃってもいいですか？」

恥ずかしそうに会場に質問する。

再び盛り上がる会場のファン。

アンコールはマッスルブラザーズの
ハッスルマッスルブギだ。

きたえーる会場は異様な熱気に包まれ、
ようやく落ち着きを取り戻していた。

ホント、オフィスキューらしい
バカバカしすぎるコンサートだった。

おかげで、めいっぱい楽しむことが出来ましたよ。

ではでは、また二年後に・・・。

いつかNACS　きっとNACS。

≪イソジンのよく解る 用語解説≫
※１　水曜どうでしょう・・・
　　　旅番組の決定版、くだらなさは天下一品。
　　　愛知県民なら聖地巡礼は行っておきたい。
　　　詳しくは「水曜どうでしょう」 をご覧下さい。
※２　龍馬伝・・・
　　　大河ドラマに影響を受け、日本中が龍馬フィーバー。
　　　思わず、龍馬の口癖もうつってしまう。
　　　詳しくは「ちょっと、待ってつかぁんさい」 をご覧下さい。
※３　茶番劇・・・
　　　下手な役者が手近な物を用いて滑稽な寸劇。
　　　痛風嫁の演技は一見の価値あり。
　　　詳しくは「水曜どうでしょう」をご覧下さい。



（ 注）ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。 　

誤算

　
ダイエット宣言※１から一夜明け、
今までになく、やる気みなぎるISOJIN。

目指すは、ダビデ像のような肉体である。

そのために、まずは現状把握。

久方ぶりに体重計にのってみた。


ヤバいっ！！


その数値を見て、ギョッとし た。

このままだと、
海パン一丁でジョギングコースは免れない。

気になる体重は・・・、

なっなんと、90.6kg。

(ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ　おぉ　のぉぉぉぉーーーーー！！

2ヶ月前の健康診断時は、
確かに、86.6kgだったのに・・・。

おっ　おかしい。

4kgも増量している。

（ありえないんですけど・・・。）

念のために、
妻に体重計にのってもらったのだが・・・、

間違いないっ！！

なんたることや・・・。

ダイエット宣言の基準値が、
4kgも違っていたことになる。

完全に、誤算。

慌てふためいたのは、妻である。

妻：「今から、みんなにメールした方がいいんじゃない。」

ダイエット宣言の修正を画策。

こんなことなら、
ビニール男邸で計測しておけば良かった・・・。

でも、今さら嘆いたところで始まらない。

一応、後から言い訳が出来るように、
証拠写真をパチリッ。

そういえば・・・、

最近、妻からも下っ腹を指摘されていたし、
スラックス※２を何本もダメにしてきた。

欲望の赴くままに行動し、
自制することはほとんどなかった。

なんとなく、デブってるんじゃないかなぁ。

って思っていたら、案の定である。

昨日のダイエット宣言後も、
ベイシティに繰り出し食べ放題に・・・。

最後の晩餐、なんて言ってる場合じゃなかった。

はーべすとで、しゃぶしゃぶ三昧。

（そりゃあ、痩せるわけないっ！！）

【はーべすと　イオン名古屋みなとベイシティ店】
・住所：名古屋市港区品川町2-1-6
・電話番号：052-665-2960

みんなの口車にのり、
ついつい箸がすすんでしまった。

体に優しい自然食だから、大丈夫だろう。

と、タカを括っていた。

その結果が、これだ。

わかっちゃいるけど、やめられない！！

あっそれ！！　

スイスイ　スーダララッタ♪
スラスラ　スイスイスイ♪

（スーダラ節を唄っている場合じゃない。）

飯を食べつつけた男の、哀しい末路である。

まさに、屈辱的な瞬間だ。

戦国時代、徳川家康は三方ヶ原の戦いで
武田信玄に完膚なきまでに叩きのめされた。

その時の惨めな気持ちを忘れないために、
絵師にその姿を描かせたと言う。

こちらが、その有名な顰像（しかみぞう）。

家康の歴史的大惨敗であり、
唯一の敗戦としても有名な三方ヶ原の戦い。

この絵からも、家康の苦渋の表情が伺える。

家康は、この絵を見る度に、
慢心しないよう心がけていたという逸話がある。

自分を戒めることで、
徳川幕府300年の礎（いしずえ）を築いたのだ。

さすが、家康公。

私も家康公を見習って、この屈辱的な姿を、
あえてブログに晒すことにする。

90kgの肉体美、とくと見よ！！