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2010年11月28日日曜日

メガネ男子

小さい頃から、メガネッ子

私が、メガネをかけ始めたのは、
今から約30年前、幼稚園の頃である。

生粋の、メガネ男子




















当時は、周りを見渡しても、
メガネをかけている子はいなかったと記憶している。

父親も母親もド近眼なので、
こればっかりは、いたし方あるまい。

DNAが突然変異でも、
起こしてくれない限り無理があろう。

幼い私は、そんな現実をすんなり、
受け入れていたような気がする。

ただ、嫌だったのが周りの目















当時、メガネをかけている子は、
ガリ勉(=勉強ができる子)というイメージ。

が、

残念なことに、私は例外だった。

いわゆる、のび太くん
※1













成績は、中の下。

学業よりも、遊びに精を出すタイプだった。

人を見かけで判断してはいけない。

子供ながらに、そう思ったものである。

実は、5〜6年程前に一度、
コンタクトに挑戦したことがある。

が、一週間で断念。

コンタクトを装着するのに、30分

まぶたが邪魔して、入れられなかったのだ。


ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!


支払った4万円、返しやがれぇーーーっ!!

(あぁ、もったいない。)

30年間、慣れ親しんだメガネ人生。

多少の不便さはあるものの、
メガネ自体にはものすごく愛着がある。

今も、メイン1本に予備が4本の
計5本のメガネを所有。

基本的に、メガネが大好きだ。














小さい頃から、メガネだけには、
妙なこだわりがあった。

積極的に、奇抜なデザインをチョイス。

私の隠れたオシャレ※2である。

レンズは、もちろんカラー入り。

校則ギリギリのラインを楽しんでいた。

ただ、厄介なのがおカネである。

最近は、格安店が乱立し、
競合激化により価格競争が勃発。
















消費者にとってはうれしい限り。

ただ、値段は安くなったものの、
私にはあまり影響がない。

何故なら、ド近眼に加え、極度の乱視

規格外のレンズしかないため、特注だ。

当然、特別料金が発生し、
価格競争からは完全除外。

納得いかねぇーーヽ(`Д´)ノーーっ!!

自分の視力の悪さには、トコトン参ってしまう。

普通の人が私のメガネをかけると、
頭がクラクラどころか、ガンガンする始末。

ちなみに、今まで1分以上
私のメガネをかけつづけられた人はいない。

厚さだけ見ても、ハンパないっ!!


一番薄いレンズにしたとしても、
牛乳瓶の底よりも厚い。

よって、フレームなしは論外。

また、極度の屈折率のため、
メガネを通すと私の顔はえぐれて見える。

本来、皮膚のところに景色が広がっているのだ。

(まさに、ナニコレ珍百景!!)










改めて、考え直すと良いとこなし。

だが、諦めるのはまだ早い。

足りない頭が、グルグルと回り出す。

脳みそフル回転で、
生涯かかるであろうメガネ費用を算出する。

メガネ一本(レンズ代込み)5万円

年間二本で、10万円

今が人生折り返しと仮定すると、
あと35年で350万円

経済環境が悪くなり、
デフレが進行し物価が半分になると仮定しても、
その半分の175万円は最低かかる。

であるならば、レーシックも一つの手である。















レーシックとは、角膜に傷をつけ、
反射率をかえることで、視力を回復する手術法。

心配なのは、感染症













一番良いのは、口コミなのだが・・・、

残念ながら、私の周りに
レーシックをやった人はいなかった。

ということで、ネットでしこたま情報収集。

気になる安全性は、
失敗率は低く、限りなくゼロに近いとのこと。

「もっと早くやれば良かった。」
「手術した今は、快適な人生を送っています。」


経験者の声も、私を後押しする。

金額は、大体10万〜20万

普通に考えると少々お高い金額だが、
私が算出したメガネ費用とは、
比べるまでもない。

そう考えると、
早ければ、早いほうがである。

早速、その日のうちにご予約を・・・。

思い立ったが吉日。

欲望は、わりと貪欲に追い求める方だ。

次週、レーシック手術、乞うご期待。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 のび太くん・・・

   ドラえもんの主人公野比のび太。
   ドラえもんとは、何をやらせても冴えない少年が、
   映画出演をきっかけに突如勇敢になるという物語。
※2 オシャレ・・・
   これでも一応オシャレには気を使う方である。
   詳しくは「オシャレ」をご覧下さい。





(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似 していても、それは偶然に過ぎません。 
 

2010年11月23日火曜日

第26回名古屋シティマラソン2010

 
愛知に住むジョガーであれば、
一度は憧れる名古屋シティマラソン














4km、10km、ハーフの3コースがあり、
今回は10kmをチョイス。

もちろん、手続きは全て痛風男任せ。

持つべきものは、友である。

ちなみに、この名古屋シティマラソン。

2012年からは、マラソンフェスティバル
名を変え再スタート。

名古屋国際女子マラソンと、同時開催予定。

そのせいもあってか、
なんと、申込み2日で締め切り終了。

その人気は凄まじい。

スタートは、我が家からクルマで10分の
瑞穂競技場

名古屋グランパスのホームグランドだ。

そこを、埋め尽くす人・人・人。












それもそのはず、
参加人数は3種目あわせて15,000人

ホント、モノ好きが多い。

受付を済ませ、出番を待っていると、
後ろからハスキーな声が・・・。

なんと、噂の経理ウーマン

半田シティマラソン※1の時、
見ず知らずの私を応援してくれた姫君。

痛風男の同僚だ。

会って早々、おニューの
ウォークマンを聴く痛風男をイジリ倒す。













姫:「何? いきものがり聞いてんの?」

痛:「・・・。」


ははぁ〜ん、どうやら、
痛風嫁のブログの愛読者とみえる。

いきものがかりを、いきものがりと言っていた
痛風男を執拗に攻める。

その少しキツい物言いが、
たまらないっ!!

でも、ブログの最新情報を知っているとは、
なかなかの強者・・・。

意外に、チェック魔である。

(さすが、オイラのマドンナだぜっ!!)

私、痛風男、姫君の3人がチャレンジする、
名古屋シティマラソン10km。

今回のコースは、こちら。

















名古屋環状線の阿由知通一丁目交差点で折り返し、
ゴールは瑞穂北陸上競技場。

ほぼ平坦なコースなので、初心者でも走りやすい。

ーーーーーーーーンっ!!


いよいよ、決戦のスタート。

と、いきたいところだが、
参加人数が多いため、なかなかうまく走れない。

人気がありすぎるのも、考えものである。

しばらく、ウォーキングで様子を見る。

グランドを出た所で、
ようやく人が流れ出す。

先行逃げ切り型の私は、ここで一気に飛び出す。

さらばっ!! 皆の衆。

人ごみをスルリとかき分け、
安全地帯を確保する。













(これでも、意外と身軽なの でも、尻軽じゃないよ。)

これ、私の必勝法。

しまだ大井川マラソン※2と違って、
本日の天気は快晴。

メンタル面でも、やっぱり違う。

なんせ、42.195kmを制覇した私たち。

心なしか、気持ちに余裕がある。

精神的に強くなっていること、
間違いなしっ!!


力強く、名古屋環状線を北上。

名古屋の広道を、我がもの顔でひた走る。

これほど、楽しいことはない。

桜山から御器所にかけては、
私の学生時代のサイクリングロード。

見覚えのある昭和区の風景。

バイトをしていたサークルKも、今だ健在。

(店長、元気にしてっかな?)

いろいろな思いが込み上げる。

そうこうしているうちに、
折り返し地点、阿由知通1丁目に到達。

案外、いけるかもっ!!

そう思ったのも、束の間。

折り返すと、そこは向かい風

今までは、追い風に押されて、
楽してきたが、これからはそうはいかない。

現実を目の当たりにした私は、
ショックを隠しきれない。

しかも、追い打ちをかけるかのように、
異臭が鼻に突き刺さる。

街路樹のイチョウ
※3のせいである。














強烈な、イチョウ臭。

はっきり言って、ウ○コの臭い。

イメージ出来ない方は、
自分の手の甲を舌で舐めて、嗅いでみて下さい。

そう、その臭いです。

イチョウ臭を鼻で吸引する。

それだけは、なんとか避けたいっ。

鼻で二回息を吸い、口で二回息をはく。

いつもの呼吸法を封印。

完全にペースを乱された私。

ーヒーフー、ーヒーフー。

ラマーズ法でなんとか乗り切る。

でも、フツフツと湧き上がる
この気持ちだけは収まらない。

怒りの矛先は、
自然とイチョウに向かう。

もう、イチョウのことで、
頭の中がいっぱい。

 ・ どうして、イチョウは臭いのか?

 ・ こんなに臭いのに、
   なぜ街路樹になっているのか?

 ・ 近隣住民はどう思っているのか?

 ・ 落葉樹だけど、掃除は誰がしているのか?

 ・ きっと、税金からだろうな?

 ・ 悪臭を巻き散らすイチョウに税金?

 ・ 税金を出すからには、きっと他に効能があるかも?

 ・ 効能って何があるんだろう?

 ・ この臭い、実は体にいいかも?

 ・ だから、近隣住民に暴動が起きないのか?

  etc・・・。

次から次へと、疑問が巻き起こる。

そんなことを考えていると・・・。

ーーーーーーーール!!

いつの間にか、ゴールしていた。




















・ 記  録: 51分58秒(ネットタイム)
・ 総合順位: 第1286位/6062人中

















教訓:名古屋シティは、鼻栓をしろっ!!

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 半田シティマラソン・・・

   筆者初のマラソン大会。
   詳しくは「20世紀少年」をご覧下さい。
※2 しまだ大井川マラソン・・・

   筆者初のフルマラソン。
   詳しくは「しまだ大井川マラソン」をご覧下さい。
※3 イチョウ・・・
   愛知県の祖父江町は銀杏生産日本一の街である。
   当然、イチョウの木がたくさん植わっている。
   詳しくは「アリーmy Love」をご覧下さい。

(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似 していても、それは偶然に過ぎません。

 

2010年11月6日土曜日

大道芸ワールドカップin静岡2010

 
熱い決戦から一週間、
我々はまた静岡の地に足を踏み入れていた。

そう、大道芸ワールドカップ※1



















<大道芸ワールドカップ>
・期間:2010年11月4日(木)~11月7日(日)
・会場:静岡市駿府公園および市内各所

世界中から、大道芸人を集めたこの大会。

アジアで最大、
世界でもトップクラスの大会である。

<2009年データ>
・参加アーティスト組数: 103組
・来場者数:       157万人
・経済普及効果:     22億円

街のあちこちにで、気軽に楽しめる大道芸。

ナンバーワンを決めるのは、
私たちの投げ銭だ。

ちょっとした、タニマチ気分♥

パフォーマーが、
いかに観客の財布のひもを緩ませるか?

それも、本体会の見所の一つである。

パフォーマーを探して、静岡の街を練り歩く。

観光気分も高まり、結構楽しい。

でも、中には、一度にゆっくりたくさん楽しみたい、
という人もいるだろう。

そんな人には、 
プレミアムステージがおススメだ。

ユニバのエクスプレスパス

イメージして頂きたい。














簡単に言えば、通常無料の観覧料を、
お金を払って特設ステージで見れるというもの。

時間があまりない観光客には、
有り難い制度だ。

最後に、プレミアムナイトショーを見て、帰路につく。

いつもの我々のパターンである。

今年も例外ではない。

会場に着くや否や、チケット売り場に向かう。

気持ち、人が少ないような気がする。

私:「チケット4枚、お願いします。」


チ:「もう売り切れましたよ。」


(;・∀・) ナン デスト??

なんと、今年から、
ネット販売するようになったとのこと。

( ゚ ▽ ゚ ;) いてねぇよぉーーーーっ!!

よくよくパンフレットを見てみると、
しっかりと謳ってある。

おそらく、HPにも載っていることだろう。

(ちっ、情報不足だったぜ!!)

まぁ、こればっかりは
腹を立てても、仕方がない。

気を取り直して、パフォーマーを選ぶ。

みんな、それぞれ好きなパフォーマーがいる。

ホント、タニマチ気分

痛風嫁と妻は、くるくるシルク














私は、三雲いおり














痛風男は、加納真実













三者三様である。

ただ、今年は残念ながら、
加納真実さんが本体会を欠席。

うなだれる痛風男。

その姿は、見るに絶えない。

まさに、この世の終わり

(心中、ご察しいたします。)

まずは、私一押しの奇跡のシャベラー、
三雲いおり(日本)のトーキングライブを見る。














続いて、昨年度チャンピオン
プリンセス・エレイン(メキシコ)の軟体パフォーマンス。




















スターバグズ(スイス)
ヒップホップでへんちくりんなキレキレダンス。















そして、今年からK-イスケ(フランス帰り?)を加入した、
サーカスジャパンくるくるシルク(日本)












くるくる(略)は、
今年ワールドカップ部門でのエントリー。

長年、彼らを見守っている一ファンとしては、
ビッグになる姿を間近に感じてうれしい。

箸休めに、ジャグリング界の若きエース、
ちょっとオネエでオラオラ系 Mr.アパッチ(日本)





















最後に、モノジャグリングショー タック(日本)
軽妙トークを聞いて、駿府公園をあとにした。















個人的には、
客いじりがウマいパフォーマーに興味がある。

やっぱり、三雲いおりが一番だと思うが・・・、

モノジャグリングショータックも捨て難い。

果たして、
今年のチャンピオンの行方や、いかに・・・。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 大道芸ワールドカップ・・・

   自称エンターティナーの筆者はこのワールドカップには、
   毎年、投げ銭をしにいっている。
   いつかは、パフォーマーとして参加してみたいものである。
   詳しくは「大道芸ワールドカップ」をご覧下さい。

(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似 していても、それは偶然に過ぎません。

 

2010年11月1日月曜日

第2回しまだ大井川マラソン inリバティ 3

 
1をご覧になっていない方は、
1よりお楽しみ下さい。 →  「しまだ大井川マラソン1


なんとか、スタートラインに辿り着いた
ズッコケ中年三人組













その道のりは長かった。

それもあって、感慨も一入(ひとしお)

ダルシムへの怒りは、すっかり消えていた。

かと言って、感慨に耽っている時間もない。

時間はもうギリギリ。

気持ち、雨も少し強くなっている。

走る前にトイレに行こうとするも、
そこは大行列。

(これじゃあ、行けねぇーじゃんっ!!)

コンディション、メンタル、
ともに、最悪だ。

それも当然、参加人数は6,000人

思い起こせば、
季節外れの台風14号の影響で、
中止も囁かれたこの大会。

多少のがなんだっ!!

開催されるだけでも、良しとせねば・・・。

無理矢理、テンションを上げていく。

ーーーーーン!!

いよいよ、戦いの火蓋は切って落とされた。

心の準備は出来ていなかったものの、
致し方あるまい。

人生とは、得てしてそういうものである。

先行逃げ切り型の私は、
痛風男とダルシムを残し、先を急ぐ。

半田市民マラソン※1の時と、同じ展開。

ただ、今回は前回と比べ、4倍以上の距離がある。

ペース配分を間違えると、命取り。

極力、体力温存にだけは努めたい。

ちなみに、今回のコースはこんなかんじ。











最初の4.5kmは市街地を走るが、
残りはマラソン専用コースリバティを走るといったもの。

高低差もほとんどなく、
マラソン初心者にとって走りやすいコースだ。

それは、周りを見渡してもよくわかる。

セーラームーンや、ピッコロ大魔王、
ゲゲゲの鬼太郎に、綾波レイ。















コスチュームプレイヤーの嵐、
大キャラクター祭

こんなふざけた人にだけは、
負けたくないっ!!

闘争本能が燃え盛る。

コスプレを見付ける度に、
ナニクソ根性で追いつけ、追い越せを繰り返す。

そんな気持ちで走り続け、
気付いたら10km

腕時計を見ると、
まだ50分しかたっていない。

意外にも、良いペース。

このままいけば、夢の4時間切り??

思わず、期待も膨らみ、
太陽もひょっこり顔をもたげだす。

とそこへ、
ボンキュッポンの女性ランナーを発見。

その腰のくびれは、ハンパないっ!!

まるで、最年長グラドルほしのあきちゃん。














このかわいいお尻を、
ずぅ~っと眺めていたいっ!!

気分は、もうジョッキー三浦皇成




ペースメーカーは、定まった。

が、

このペースメーカー、案外、早い。

お尻、お尻、お尻・・・。

必死に食らいつくも、
20km付近であっさり引き離される。

ちなみに、20km
給水スポットまでのタイムは約2時間

私としては、上出来である。

水分を補給し、走り出そうとするが、
体に異変が・・・。

急にズシッと脚が重くなる。

両足の大腿部がいやに重くて、
自分の足じゃないみたい。

目標(おしり)がないのが原因か??



















やはり、エロエロパワーは重要だ。

ビデオやインターネットが普及したのも、
男性の欲望を直(じか)に刺激したからだ。

余談はさておき。

20km過ぎから、歩く人が激増。

やはり、20kmは一つの区切りのようだ。

自分の体にを打つ。

途中、歩きはしたものの、
30kmまではなんとか頑張った。

タイムは、3時間10分

なかなかの出来である。

その頃になると、
左足の中指に激痛が走り出す。

もう、走れない。

感覚からすると、
※2がやられている気がする。

限界だった。

でも、ここで止めたらMOTTAINAI(もったいない)

自分にをとばす。

止まったら最後、
もう二度と前に進めなくなる。

げちゃダメだ、げちゃダメだ・・・。












自分自身に負けたくない。

楽な人生なんてつまんない。

自分で自分を言い聞かし、
ただひたすら歩き続ける。

差し入れのバナナを頬張り、栄養補給。

(でも、オレはゴリラじゃないから・・・。)

33km地点に差し掛かった時、
目の前に広がる大エイドステーション















しまだ大井川マラソンの名物だ。

ラーメンやおでん、地場の名物お菓子まで、
いろんな食べ物が食べ放題

せっかくだから、
食べなきゃ損々ということで、
ほぼ全てのメニューを完食。

(元だけは取らないと・・・。)

が、ゆっくり食事&休憩したことにより、
気持ちが半ば折れかけていた。

その時、iPodのイヤホンから、
ZARDの「負けないで」が・・・。













何度も励まされた、私の青春ソング。

負けてなんか、いられない。

せっかくだけど、休憩している場合じゃないっ!!

再び、ゴールを目指し、立ち上がる。

街頭応援には笑顔で応え、
スマイルウォーキングを心掛ける。

気分は、すっかり24時間テレビ











歩きながらも、必死でゴールを目指す。

はるな愛(大西 賢治)にだって、出来たんだ。



















負けず嫌いの血が騒ぐ。

ゴールまで、あと少し・・・。

とそこに・・・、

ソジ〜ン、ガンバって!!

私への声援が・・・。

振り返ると、そこには、
お義兄さんとお義姉さん。

















約束通り、応援に来ていてくれたのだ。

いつゴールするかわからない私のために、
わざわざ応援を・・・。

ありがたい。

遠くの親戚より、近くの他人。

という諺(?)があるが、
遠くの親戚も捨てたもんじゃない。

(ちなみに、妻は大阪遠征中。)

ゴールまでは、あと1km

私は最後の気力を振り絞った。
















遠くの親戚に、
良い所をお魅せしたい一心で・・・。

相変わらずの、ええかっこしい

ーーーーーールっ!!





















 ・ 記  録: 4時間39分22秒
 ・ 総合順位: 第2479位/5098人中(速報)

目標だった5時間を切ることに成功。

私たちは、無事フルマラソンを制覇した。
















≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 半田市民マラソン・・・
   半田運動公園陸上競技場で開かれる市民マラソン。
   筆者初参加のマラソン大会である。
   詳しくは「20世紀少年」をご覧下さい。
※2 爪・・・
   爪はほんの少しでも傷つくと、たまらなく痛い。
   詳しくは「秘密結社鷹の爪」をご覧下さい。

(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似 していても、それは偶然に過ぎません。
 

第2回しまだ大井川マラソン inリバティ 2

 
1をご覧になっていない方は、
1よりお楽しみ下さい。 →  「しまだ大井川マラソン1


家族の大声援に見送られ、
スタート地点の島田市役所に向かった私と痛風男。

待ち合わせ時間から少し遅れていたが、
そんなことはお構いなし。

まぁ、いつものことだ。

空はドンヨリとしており、
多少、小雨がパラついている。

(「 ̄ ・ ̄)=3 フゥーーっ!!

相変わらず、雨男だ。

御殿場から直行しているダルシム※1とは、
直接、会場で待ち合わせ予定。



















一応、確認のため、
痛風男がダルシムに連絡を入れる。

痛:「もうすぐ、着くからね。」

ダ:「駐車場からスタート会場まで距離があるから、
   シャトルバスで来た方が良いよ。」

痛:「了解。」

市役所周辺は人でごった返しているため、
河川敷近くの駐車場に車を停めた方が良いとのこと。

そこからは、
シャトルバスでピストン輸送。

(なるほど、知らなかったぜっ!!)

周りを見渡すと、
あちらこちらにマラソンマンの姿が見える。

オレたちもついに、
42,195kmを走るんだなぁ~!!

徐々に、実感が湧いてくる。

車中、盛り上がる私と痛風男。

私:「いよいよですなぁ。」

痛:「そうだね。でも、これでゼッケン忘れて、
   出られないってなったらギャグだよな。」

私:「えっ!! ゼッケン?」

痛:「マジで? 送られて来んかったぁ?」



(・-・;) ん??


なんのこっちゃ、わからない。

出場するためには、ゼッケンは必需品

大会要項とともに送られているはずだと、
痛風男は言う。

ちなみに、申し込みの手続きは、
痛風男に全てお任せ。

細かいことを、
私は何も関知していない。

私:「おいおい、住所間違えたんじゃないの?」

疑いの眼差しを向ける。

(;¬д¬)じっ!!

痛:「いやぁ~、今回はダルシムが申し込んだから・・・。」

白々しい言い訳を始める痛風男。

責任転嫁するつもりかっ!!

苛立ちを隠しきれない私。

念のため、私がメールで送信した住所を、
何度も何度も確認する痛風男。

どうやら、住所に間違いはないらしい。

早速、ダルシムに連絡を取る。

徐々に、慌ただしくなる車内。

スタート時間は、刻一刻と迫っている。

(只でさえ、遅刻しそうだというのに・・・。)

ダルシムに連絡を取るも、
電話はなかなかつながらない。

(ケッ、使えないヤツだ。)


取り敢えず、河川敷の駐車場を目指す。















とそこへ、ダルシムからの電話が鳴る。

ダ:「おぅ、着いた?」

こっちの気も知らんと、随分とお気楽である。

(当たり前だ。)

痛:「イソジンのゼッケンが、届いてないらしいけど・・・。」

ダ:「マジで?? でも、オレ申し込んだよ。」

痛:「取り敢えず、急ぎで事務局に聞いてみて。」

ダ:「わかった。もうすぐスタートだから急いでちょ。」

痛:「了解。」


どうやら、手続きはちゃんと済んでいるようだ。

問題は、事務局か??

これで、参加出来なくなったら、
ホント笑い話である。

ネタとしてはおいしいが、
実家での熱い声援が、私の胸を締め付ける。

親御さんに申し訳ない。

オレの涙を返してくれっ!!

ただ、今のところ、真相が明らかではないため、
この怒りのぶつけどころがない。

釈然とせぬまま、
取り敢えず、スタート会場へと急ぐ。

駐車場で、着替えをし、
急いでシャトルバス乗り場へと向かう私たち。

小雨がパラついているため、少々寒い。

シャトルバスの最終便の時刻が徐々に迫る。

と、そこへ残酷なアナウンスが・・・。

ア:「会場へのシャトルバス最終便は、
   先ほど定刻どおり発車いたしました。

   まだ、こちらにいらっしゃる方は、
   恐れ入りますが、歩いてご移動お願いいたします。」


ヂデェ━━━*☆* (*゚Д。*)ノ━━━!?


最終便のシャトルバスに
僅差で乗り遅れてしまった私たち。


<( ̄口 ̄||)>!!! オーノーーーー!!


ちなみに、ここから会場まで約20分

もしかしたら、
実家から歩いた方が近かったかも・・・。

余計な考えが、脳裏をかすむ。

後悔、先に立たず。 _| ̄|○

しかも・・・、

まだ、ゼッケン問題の行方も定かではない。

もう、不安だらけ。

不安絶望のスパイラル。

まさに、負の連鎖が起きようとしていた。

とそこへ、ダルシムからの再び電話が・・・。

私:「どうだった?」

ダ:「どうやら、部屋番号が書いてなかったみたい。」

私:「で、どうなんの?」

ダ:「ゼッケンは事務局で保管してるから、

   大丈夫だって。」

私:「じゃあ、出場できるってこと?」

ダ:「うん、良かったね。」


一応、ゼッケンは事務局が預かってるから、
出場できるとのご回答。

(´▽`) ホッ 助かった。

でも、

そういえば、さっき人ごとみたいに、
部屋番号が書いてなかった。」って言ってたけど・・・、

犯人は、ダルシム、おめぇじゃねぇーのか???

部屋番号、書き忘れやがって!!


ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!


電話を切って冷静に考えると、
怒りが込み上げてきた。

フツフツとわき上がる感情は、
今にも爆発寸前

でも、よくよく考えると・・・、

手続きを全て人任せにしている私は、
とても人を責めれる立場にない。

(*゚ー゚)>.テヘッ!!

それに、今さら、
犯人を吊るし上げても仕方がない。

結果オーライだ。

(オレって、心が広いなぁ。)

なんとか出場できることにはなったものの、
肝心なのは、スタート時間

とにかく、
スタートラインに立たないと始まらない。

小走りで会場へと向かう私と痛風男。

準備運動には、ちょうど良い。

というよりも、既にオーバーワーク

ε=ε=ε┏(|||´Д`;)┛ハァハァ しんどぉー っ!!

本番前から、息あがる展開

果たして、ISOJINは、
スタートラインに立てるのか??

続きは次回、乞うご期待。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 ダルシム・・・

   ストⅡの人気キャラに似た友人。
   その黒さは尋常じゃない。
   詳しくは「ストリートファイターⅡ」をご覧下さい。

(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似 していても、それは偶然に過ぎません。

 

第2回しまだ大井川マラソン inリバティ 1

 
いよいよ、フルマラソン初参戦

第2回 しまだ大井川マラソン inリバティ










体は軽くなったものの、不安は募る。

未知なるものへの恐怖

これ、自然の摂理

今まで、歩こまい常滑や、
闊歩訓練で40kmを歩いたことはある。

が、走るのは初めて。

未知の領域。

ホントに、走ることは出来るのか?

不安は募るばかりである。

ただ、これを乗り越えれば、
新しい自分に出会えるかもしれないっ!!

反面、そんな想いも大いにある。

完全に、マゾである。

試合前日。

不安と期待が入り交じる中、
会場である静岡県島田市に乗り込んだ。













スタートは、島田市役所。

幸いなことに、
妻の実家からクルマで10分。

当然、妻も応援に来ると思いきや・・・、

帰らないと、宣(のたま)う。

( ・_・)_θ☆. Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネーーーーーン!!

いつもは、実家に帰ると言うと、
猫のように喜ぶ妻。

おっかしいぃ・・・。

疑念の眼差し。(;¬д¬)

理由を聞くと・・・、

ミスターこと鈴井貴之氏の劇団
OOPARTSの舞台「CUT」があると言う。

















それを見るため、
はるばる大阪まで遠征するとのこと。

( ̄、 ̄)θ チッ!!


結局、私は一人ぼっちで、
妻の実家に泊まるはめに・・・。

結婚して、早8年。

一人でのお泊まりは、初めてだ。

何度も泊まったことのある実家だが、
さすがの私も少々ビビる。

アロワナ※1の時のように、
予期せぬハプニングもあるかもしれない。

(あの時は、気まずかったな。)














例え、こっちが良かったとしても・・・、

ご両親も妻がいなければ、
さぞかし私の扱いに困ることだろう。

いろんな思いが、複雑に交錯する。

でも、

そんな局面で
自分がどんな反応をするか、見てみたい。

溢れる、恐いもの見たさ


ワクワク((o(゚▽゚○)(○゚▽゚)o))ドキドキ


経験値アップに勤しむ幼気(いたいけ)な私。













一応、痛風男も誘ってみたが、
ホテルに宿泊すると頑なに主張する。

(そんなに遠慮しなくても、良いのに・・・。)

ちなみに、ダルシムは引っ越し先の御殿場から
当日、現地に直行する予定。

多少の不安を胸に、実家を訪れると・・・、

家族総出で、大歓迎

当日、出発前も、思いもよらない大声援。

義母:「イソちゃんなら、きっと出来るから・・・。」

義父:「商品かっさらって来いよ。」


義姉:「応援行くからね。」


姪:「イソちゃん、頑張って!!」


(ノ゚⊿゚)ノ ハウッ!


その声援に、涙が思わずちょちょぎれる。

義兄:「ちなみに、何時間で走れそう?」

元陸上部のお義兄さん。

ごっつ熱い視線が、私の胸に突き刺さる。

おそらく、
ゴールで待っていてくれるつもりなのだろう。

その気持ちは、うれしい。

が、

言っても、オレって、
そんな大したことないんですけど・・・。

とてもじゃないけど、
そんなことを言える雰囲気ではない。

プレッシャーで、押しつぶされそう。

歩いてでも良いから、
制限時間内(7時間)でゴールに辿り着きたい。

本音が、なかなか言い出せない。

私:「5kmで30分くらいなんで、
   5時間はかかると思います。」

思わず、大見得をきってしまった。


(「 ̄ ・ ̄)=3 フゥーーっ!!


ええカッコしぃ・・・。

つくづく、この性格が嫌になる。

果たして、
ISOJINは5時間以内でゴール出来るのか?

はたまた、途中リタイヤか?

空を見上げると、私の心境を映すかのように、
ドンヨリと曇っていた。


続きは次回、乞うご期待。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 アロワナ・・・

   熱帯魚フリークには、たまらない高級魚。
   中には、1匹うん十万円するものも・・・。
   詳しくは「シーマン」をご覧下さい。

(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似 していても、それは偶然に過ぎません。

 

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