2009年2月14日土曜日
ビックリマン
今日はバレンタインデー※1。
多くの男性が密かに心待ちにする日。
実は私、このバレンタインデーが、
どうも好きになれない。
何故なら、チョコが苦手だからだ。
ちょっぴり苦い大人のお味が、
子供な私にはまだまだ理解できないのだ。
チョコ嫌いとは言っても、
ビックリマンチョコ※2はよく買っていた。
もちろん、シールが目当てだったことは言うまでもない。
その後、ビックリマンアイスが登場したのは、
願ったり叶ったりだった。
おかげでシールのコレクションはコンプリートだ。
そういえば中学の頃、
バレンタインデーの前日の帰りの会で、
私:「俺はチョコが嫌いなんで、
どうせくれるならアイスにしてください。」
と宣言していた。
痛い、痛すぎる・・・。
女子もビックリ!! まさに、ビックリマンである。
でも、当時はそれでも何個かチョコを頂いていた。
ありがたい話である。
中には、本当にアイスをくれた女の子もいた。
しかも、アイスケーキである。
溶けるといけないので、
放課の間に急いで食べたのを覚えている。
でも、たくさんチョコを貰うと後が大変だ。
恐怖のホワイトデー※3が待っているからだ。
今年は逆チョコという言葉も誕生した。
全て、お菓子業界の陰謀だ。
戦略に踊らされるのは好きではない。
私の中でホワイトデーに対して葛藤が生まれる。
女の子への気持ちと私のポリシーが激しく衝突。
天使と悪魔が交互に私に囁く。
天:「自分の気持ちに素直になったら・・・。」
悪:「ポリシーを曲げてまでして好かれたいのか!!」
葛藤むなしく悪魔に軍配があがる。
結局、ホワイトデーのお返しをせぬまま、
現在に至っている。
ビックリマンシールの時もそうだ。
シールをはりたい気持ちをグッと抑え、
コロコロで当てた専用ケースで丁寧に保存。
自分の気持ちを押し殺していた。
本当はおもいっきりはりたかったのに・・・。
シールは本来はられるために存在している。
はることに意味があるのだ。
きっと、シールもはられたかったに違いない。
辱めを受けたと、感じたかもしれない。
シールの気持ちを全く考えていなかった。
自分の気持ちを抑圧し、
シールの気持ちをも踏みにじっていたのだ。
もう、へそ曲がりな性格とは決別しよう!!
もっと素直に、もっと優しく・・・。
そういえば、シールの裏にも書いてあった。
「はられたら、はりかえそう!!」と・・・。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 バレンタインデー・・・
チョコをあげるというのは日本独特の習慣で、
年間消費量の約2割がこの日に売上られる。
※2 ビックリマン・・・
ピーナッツ入りチョコをウエハースで包んだ30円のお菓子。
おまけのシールに、全国の小学生が熱狂した。
※3 ホワイトデー・・・
バレンタインデーのお返しとして女性にプレゼントを贈る日。
全国飴菓子工業協同組合(全飴協)が販売促進のため、
キャンディやマシュマロをお返しする習慣を生み出した。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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