私のことを知る人たちは、
口を揃えて皆こう言う。
ケチんぼと・・・。
でも、私は自分のことを倹約家と思っている。
ケチと倹約家は似て非なるもの。
倹約家とは、無駄なものにお金を使わない人のことを言う。
金持ちに倹約家が多いのは、
無駄な浪費をしないからである。
反対に、浪費家はビジネスで成功することは難しいだろう。
では、ケチとは?
ケチとは、倹約家の反対で、
必要なものにもお金を使わない人のことを言う。
金持ちを目指すなら、倹約家でなくてはならない。
この考えが強固なものとなったのは、
金持ち父さんを読んでからだ。
ロバート・キヨサキ氏の定義はいたってシンプル。
・資産はポケットにお金を入れてくれる もの。
・負債はポケットからお金を取っていくもの。
負債を減らして、資産を増やす。
ただ、それだけだ。
この本を読んで以来、
私はその教えを守っているつもりである。
(一向に、金持ちにはなれないが・・・。)
ちなみに、金持ち父さんの定義では、
マンションは負債。
ローンや固定資産税で、家庭を圧迫するからだ。
旅行に来たからといって、
この性格はすぐに変えられるものではない。
どうしても、生き方がこじんまりとしてしまう。
だから、決して浮かれることはない。
財布の口は、固く閉ざしたまま。
もちろん、ジャンボリータオルや、
羊蹄山のキーホルダーなんてもっての他。
せがむ妻を一蹴する。
私:「無駄な買い物など、ありえんしっ!!」
そんな性格に加えて、
貧乏性ときたもんだから質(たち)が悪い。
ケチと思われるのは、当然だ。
ちなみに、私は、靴下は穴が開くまでまで履き、
出されたおかずは、残さず食べるタイプ。
もったいないお化けとは、無縁な男。
デブってしまったのは、まさにこの性格のせいである。
だから、
もちろん、ペンションのアメニティグッズは、
使い倒さねば、気が済まない。
インスタントコーヒーを飲むのは当たり前。
目に止まったのが、カミソリである。
電気シェーバーを持っていっていたので、
本来使わなくても良い代物。
でも、使わないと負けた気が・・・。
カミソリを片手に、全身の体毛を見回す。
比較的、体毛は薄い方だが、
ところどころにムダ毛が目立つ。
特に、気になったのが胸毛である。
ワッサと生えた胸毛なら男らしくてかっこ良いが、
私の胸毛はハゲ散らかしたかんじ。
極めてチョロリと生えているだけ。
そんな胸毛が気になり、カミソリの餌食に・・・。
えいっ!!
まばらに生えた胸毛を一気に刈り取る。
(うむ、美すぃ~。)
一度、快感を憶えると、止まらないものである。
一気に、ムダ毛撲滅運動に乗り出すことに・・・。
胸毛の少し下に目をやると・・・、
へそ下のギャランドゥー※1がやたらと自己主張している。
(あぁ、忌々しいぃぃ。)
ついに、禁断のデルタ地帯に突入だ。
デリケートな部分なので、
傷つかないように丁寧に剃り上げる。
さすがに、ツンツルテンだと恥ずかしいので、
キレイな正三角形をイメージ。
が、これがなかなか難しい。
案外、美意識は高い方だ。
もう少し、もう少しと剃り続けるうちに、
その面積は極小に・・・。
オレは、プレイメイト※2かっ!!
大量の陰毛が降りかかった陰茎を見て、私は思った。
これが、ホントの毛ち○ぼだな。
※ 下ネタで、すみません。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 ギャランドゥ・・・
ヘソの周りに生えている体毛がパンツの中まで
つながっている状態を指す言葉。
歌手の松任谷由実さんがオールナイトニッポンで
最初にこの言葉を使用したらしい。
※2 プレイメイト・・・
プレイボーイと言うアダルト向けの週刊誌に、
専属で裸を売り物にするモデルのこと。
彼女たちは陰毛を全て剃り上げることはなく、
極めて細長い長方形に剃毛する傾向が・・・。
中には、ハート型等にあしらったものもある。
(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似していても、それは偶然に過ぎません。
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