2010年12月3日金曜日
レーシック手術
まずは、こちらよりお楽しみ下さい。 → 「メガネ男子」
名古屋界隈じゃ、ケチ※1と名高いこの私。
いざ、自分の目を切る。
となったら、一大事。
やはり、そこは値段ではない。
取り敢えず、
ネットで一番評判のクリニックをチョイス。
私が選んだクリニックは、
神奈川クリニック眼科(現:神奈川アイクリニック)。
<神奈川アイクリニック 名古屋院>
・ 場所:名古屋市中区錦3-16-27 栄パークサイドプレイス4F
・ 電話:0120-039-474
・ HP: http://www.kanacli.net/clinic/nagoya.html
気になるお値段は、21万円(税込)。
ヒョエーーー( ゚Д゚)ーーーっ!!
背に腹は代えられない。
やはり、安全、安心がモットー。
(ケチなオイラも人の子だった。)
仕事終わりの金曜日、
定時で仕事を切り上げ、いざクリニックへ。
美人の受付嬢と軽く話をするも、
心中穏やかではない。
覚悟を決めて来たはずなのに、
いつの間にか怖じ気づく。
楽しいはずの会話は、完全に上の空。
何を話したのかも、さっぱりだ。
待合室には、レーシックを受けるであろう患者が、
私の他に3人。
互いが互いを牽制している。
o(゜Д゜=゜Д゜)oキョロキョロ
とても話しかけられる雰囲気ではない。
とそこへ、受付嬢から呼び出しが・・・。
受:「○○番の番号札をお持ちのISOJIN様。」
私:「あっ、はい。」
緊張のあまり、思わず言葉もつまる。
手術室横の前室で、
3人の患者と一緒にドクターの説明を聞き、
数種類の目薬を1分おきに差していく。
洗浄用、保湿用、麻酔用・・・。
白衣に着替えながら、
少し年上の女性患者に心境を確認。
私:「なんか、緊張しますね。」
女:「えぇ、私の手、見て下さい。」
女性の手を見てみると、汗でびっしょり。
いくらなんでも濡れ過ぎでしょ、
ってくらい濡れている。
(どうやら、濡れやすいタイプのようだ。)
なんだか少しホッとした。
(緊張してるのは、自分だけじゃないんだ。)
一番始めに若い男性が手術室に呼ばれ、
次に年上の女性が・・・。
前室には、私だけが取り残される。
このまま、見えなくなったら・・・。
一人になると、
良からぬことを考えるものである。
取り敢えず、気を紛らわすため、
Twitterでつぶやいてみる。
どきどき (゜_゜;). どきどき (゜゜;).
どきどき (゜0゜;)・・・。
緊張はマックスだ。
と、その時。
受:「ISOJIN様、手術室にお入り下さい。」
ついに、私の名前が呼ばれた。
キャーーー(/ω\)ーーーっ!!
手術室では、私の前に呼ばれた人が・・・。
痛くなかったかな??
聞きたいことは山ほどあるが、
こっちはそれどころではない。
スタッフに連れられ、
マッサージチェアのような手術台の上へ・・・。
体は固定され、身動きは取れない。
メガネを外しているため、
裸眼で右0.02(乱視)左0.08(普通)。
当然、手術室の様子はボンヤリだ。
見えない分、
想像力がふくらむこと、ふくらむこと。
手足を縛られているため、
なんだか、レイプされているような気分。
イヤァ~ン!!(/´Д`)/
手術前も、手術ミスを防ぐためか、
何度も私の名前を呼ぶ。
医:「ISOJIN様ですか?」
イリュージョンじゃないんだから、
途中で入れ替わるはずはないのだが・・・。
と、いちいち先生にツッコミを
入れるわけにもいかない。
私:「はい、そうです。」
取り敢えず、無難な返答を心掛ける。
3回程、名前の確認をさせられ、
ついに、ついに、手術の時がきた。
あぁ、逃げ出したい。でも、逃げられない。
まさに、まな板の上の鯉。
(°)#))<<< ζ°)))彡 ∈ ピチピチっ!!
あれこれ考えずに、
目がよくなることだけに集中する私。
スタッフに、まぶたが閉じないよう、
機械でまぶたの上下を固定される。
医:「まずは、目の角膜を
ペラッと一枚剥がしますから・・・。」
私:「あっ、はい。」
(そんなに、簡単に言わないでくれっ!!)
さすがの私もビビりに、ビビる。
医:「赤いランプをずっと見ていて下さい。
絶対に、動かないで下さいね。」
視力が悪いと言っても、
目の前にモノが近づいているのはわかる。
あぁた、動かないでくれって、言ったって・・・。
その恐怖感たるや・・・。
まずは、右目から。
ジジジジジッーーっ!!
けたたましい機械音。
音がなくなったと思ったら、
赤色の光しか見えなくなった。
それ以外の景色は全くない。
(あぁ、神様、仏様・・・。)
同じように、左目も・・・。
おいおいっ、
オレはどうなっちまうんだぁ〜っ!!
不安で不安で仕方がない。
角膜を剥がし終わると、第二手術室に移動。
その段階で、私は何も見えないため、
スタッフの肩に手を置き一緒に移動する。
何もわからぬまま、
再び、雁字搦め(がんじがらめ)にあう。
続いて、レーザー照射。
医:「レーザーを当てますけど、
こげ臭い匂いがしますんで我慢して下さい。」
焦げ臭い・・・。
えいっ、どうにでもなれっ!!
覚悟を決める。
う〜ん、やっぱり焦げ臭い。
自分の目が焼かれていると思うと、
微妙な感じ・・・。
手術はあっけなく、いとも簡単に終了。
手術自体は15分もかからず、
ホント、あっと言う間に終わった。
(まぁ、体感時間は人それぞれだけどね。)
麻酔の目薬を差していたため、
最後の最後まで痛みは全く感じなかった。
(´。`*> ホッ!!
あとは、しばらく伊達メガネ生活をし、
一週間後、視力検査をしておしまい。
手術後、回復室で20分ほど休み、
スーツに着替える。
メガネをかけると、頭がクラクラする。
おおぉーーー(ノ゚O^)ノ*ーーーっ!!
視力の回復を実感。
その感動を胸に、
私はそのまま帰路についた。
目薬のせいか、裸眼で見る栄のネオン街は、
なんだかとても眩しく感じた。
メガネの呪縛から解き放たれたISOJIN。
今後の活躍に、期待あれ。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 ケチ・・・
ケチと倹約家は似て非なるもの。
詳しくは「ケチんぼ」をご覧下さい。
(注)ISOJIN Blogは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、団体、出来事に類似 していても、それは偶然に過ぎません。
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