2009年9月20日日曜日
いきなり!黄金伝説。(昼飯編)
前編をご覧になっていない方は、
前編よりお楽しみ下さい。 → いきなり!黄金伝説(前編)
午前の部が終わり、
食事タイムを取る4人組のエセ勇者。(撮影者:金八先生)
海水に長時間入っていると、
体力の消耗が激しい。
腹が減っては戦は出来ぬ!!
よだれをグッと飲み込み、荷物置き場に向かう私たち。
体力回復には、やっぱりにぎり飯だ。
すると、ビニール男が荷物置き場の異変に気付く。
そこには、明らかに荒らされた形跡が・・・。
ビニール男の大切しているビニール袋※1が
何故か、穴だらけになっていたのだ。
もしや、物盗りの犯行か???
幸い、金目の物はなかったため、問題はなさそうだ。
(良かった、良かった。)
気持ちを切り替え、飯を食べ始めた私たち。
すると、私がコンビニで買ったはずの
おにぎり(牛カルビ)がなくなっている。
私:「オレ様のおにぎりを隠したヤツは誰だぁ?」
プンプン! o(`へ´メo)
シーーーーーーーン。
ビ:「これじゃねぇの?」
ビニール男の指が示した地面には、
喰い散らかしたおにぎりの残骸が・・・。
誰だ? こんなヒドいことをするヤツは?
(オレの大切な牛カルおにぎりがこんな無惨な姿に・・・。)
痛:「そういえば、さっきカラスがいたよ。」
私:「かっ カラス?」
(んな訳はねぇだろーー!!)
言い訳をするヤツが一番怪しい。
犯人は痛風男に決まりだ!!
勝手にそう思い込んでいたが、
冷静に考えると、やっぱりおかしい。
人間なら、わざわざ
ビニール袋を破く必要ないからだ。
そう考えると、
明らかにカラスの仕業である。
痛風さんよ、勝手に疑ってごめんなさい。
(疑り深い私を許してね。)
結局、私はみんなに少しずつ食べ物を恵んでもらった。
なんとか、飢えをしのいだ惨めな私。
(隣でモリモリとパンを喰らうビニール男がうらめしい。)
そんなビニール男がポツリとつぶやく。
ビ:「金八のウェット変じゃねぇ?」
金:「実は、後ろ前に着ちゃって・・・。」
ありえねぇーーーーーー!!
(細いと、違和感を感じないんだね。逆にうらやましい。)
でも、着替えないところが彼らしい。
そして、痛風男は高いプライドを捨て、
ついに、金八先生からウェットスーツを借りた。
全員、準備万端である。
これで、午後の部は思う存分楽しめそうだ。
続きは → 「いきなり!黄金伝説。(後編)」
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 ビニール袋・・・
ビニール男はビニール袋が大好きだ。
詳しくは「お父さんは心配症」をご覧ください。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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