ついに愛車 New Beetle※1と
お別れする日がやってきた。
私が大阪から転職し、
地元に戻ってきたある日のことである。
義理の父母がうちに遊びにやってきた。
その日は休日だったが、
あいにく私は仕事だったためお相手できなかった。
せっかく、来てくれたので、
下呂まで遊びに行く事になったらしい。
(私抜きで・・・。グスン(;_;))
私の前の愛車CUBEを義父が運転し、
はるばる下呂まで遊びに行ってきたようだ。
その日、私が仕事を終え、
うちに帰って来ると義父と義母はいなかった。
夕食くらいは、
一緒に食べたかったのになぁ・・・。
(まぁ、遅くなっちゃったから、仕方ないか。)
久しぶりの親子の再会。
きっと、楽しかったに違いない。
(私がいなくて、ちょうど良かったかも・・・。)
私:「親孝行出来て、良かったね。」
妻:「実は・・・。」
私:「どうした? 何かあったん?」
妻:「お父さんが、車ぶつけちゃって・・・。」
マジっすかぁーーー???
私は慌てて愛車CUBEを見に行った。
そこには、なんとも豪快な傷痕が・・・。
南無三。 チーーーーン L(-_-)_/☆Ω
私が言うのもなんだが、
お義父さんはとても器用な人である。
運転ミスを冒すとは考えにくい。
私と違って、
ニヒルでダンディなお義父さん。
(そんなお義父さんでも、ぶつけるんだぁ。)
私は少し安心した。
そういえば、私が大学の時に乗っていた
EXiVはヒドかった。
そう、私は運転が無茶苦茶下手。
前後左右にブツけた痕があり、
何故か天井にも凹みがあった程だ。
(要するに、全面ボッコボコ。)
そのあまりにも荒い運転から、
マッドマックス※2と呼ばれていた程である。
(あのEXiV、今頃どうなってるのかな?)
あの車と比べたらまだマシである。
私にはそう思う以外に、
自分を慰める術を知らなかった。
そんなこんながあって、
私は義父の愛車New Beetleを安価でもらったのだ。
超ラッキーなんですけど・・・。
親子の絆(?)が詰まったこの愛車を
手放すのは実に惜しい。
雨男※3の自分を、
ここまで悔やんだ事は今までない。
愛車とのお別れはいつも壮絶だった。
今度の車だけは
悲しいお別れは避けたいものである。
ちなみに、私が 購入した車は・・・。
次回をお楽しみに・・・。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 New Beetle・・・満足感に浸れる素晴らしい自動車。
詳しくは「ビートルジュース」をご覧下さい。
※2 マッドマックス・・・
時は荒廃した近未来。
巷では暴走族による凶悪事件が多発していた。
この世界観が北斗の拳に影響を与えた
という話はあまりにも有名。
よろしければ「北斗の拳」をご覧下さい。
※3 雨男・・・
ISOJINが動く時、頭上の雲も一緒に動く。
私は雲のように自由きままに生きるのである。
詳しくは「雨に唄えば」をご覧下さい。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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