照りつける太陽、どこまでも続く青い空、
そして青い海・・・。
私は今、南国リゾート沖縄に来ている。
本来、この連休は友人と
キャンプの予定※1だった。
しかし、社員旅行のため、
予定変更を余儀なくされたのである。
夢の沖縄初上陸。
期待とは裏腹にそこには暗い影が・・・。
強い勢力を持った台風13号の
上陸も迫っていたのだ。
さすが、究極の雨男※2。
大切な行事には、必ず雨を降らせてしまう。
君に逢う日は~ 不思議なくらい 雨が多くて~♪
水のトンネル~ くぐるみたいで~ しあわせになる~♪
な~んて言ってくれる人はいない。
忌み嫌われることがほとんどだ。
来月、痛風家族と北海道旅行に行く予定だが、
痛風嫁は私にこんな罵声を浴びせた。
嫁:「ISOJIN、仕事忙しそうだから、
頑張ってやってくれれば良いからね。」
痛風嫁は本気で私を排除しようとしていた。
那覇空港に降り立つと、
黒い雲が空一面を覆い出す。
送迎バスまでの距離はわずか数百メートル。
でも、もうパンツの中までびしょ濡れだ。
本当に先が思いやられる。
旅のスケジュールは既に決定済だ。
楽しめるか、楽しめないかは天候次第である。
<旅のスケジュール>
・ ひめゆりの塔・・・悲しい歴史を感じたい
・ おきなわワールド・・・鍾乳洞(玉泉洞)を体験をしたい
・ 琉球村・・・沖縄文化に触れてみたい
・ 美ら海水族館・・・巨大ジンベイザメの生態に迫りたい
・ 首里城・・・琉球王国の興亡の歴史を勉強したい
台風が多い沖縄では、
観光地は暴風域に入ると閉演になる。
そして、高速道路は閉鎖されるらしい。
そうなれば、楽しいプランは台無しだ。
でも、大丈夫。
旅の準備には抜かりはない。
上司にハンディカラオケを持ってきてもらった。
雨が振ったら、もう唄うしかない。
「雨に唄えば」状態だ。
この台風13号は別名シンラコウと呼ばれている。
日本では台風の発生順に
「台風第○号」と呼ぶことが多い。
ちなみに、海外では番号よりも
名前をつけることが多いようだ。
確かに、ハリケーンはABC順で名前がついている。
気象予報士達がハリケーンに妻や恋人たちの名前を
愛称として用いたことから始まったらしい。
そして、1979年以降は男女同権を尊重して、
男女の名前を交互に用いるようになったようだ。
台風13号の別名シンラコウは、
ミクロネシア語で「伝説上の神」という意味だ。
今後のISOJINの雨男伝説に乞うご期待・・・。
万座ビーチホテルにて
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 キャンプの予定・・・
ISOJINの予定は雨の日プランが欠かせない。
何故なら、私は究極の雨男だからである。
当然、キャンプの予定は変わりに変わって違うものとなる。
詳しくは「レインマン」を御覧ください。
※2 究極の雨男・・・
ISOJINは先祖代々伝わる不思議な力で、
水不足対策に尽力している。
雨乞いの儀式は壮絶なため、
時には体重が10kgほど落ちる事がある。
そのため、ISOJINは脂肪の備蓄はかかせないのである。
詳しくは「レインメーカー」を御覧ください。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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