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2008年9月16日火曜日

レインメーカー


私が勤めている会社にはレインメーカー※1が多い。



レインメーカーとは弁護士用語で、
スーパーセールスパーソンという意味である。

そのため、社員旅行は比較的リッチである。

















今回の沖縄旅行※2を楽しみにしていたが、
心配なのは台風の状況だ。

ツアコンの仕事も楽ではない。

彼女は
明るい笑顔と
身を削ったギャグで楽しませてくれた。

とても私好みの女性だった。


唯一、晴れた貴重な一日は
ウィンドサーフィンを楽しんだ。

その日以外は常に
雨雲さまと行動を共にしていた。

ひめゆりの塔・おきなわワールド・琉球村・
美ら海水族館・首里城・・・

雨雲さまは私たちの到着に合わせて、
大粒の雨をぶつけてくれるのだ。

能天気(No天気)な私もさすがにへこんだ。

しかも、腹が立つのは、そのスピード
である

時速5km、人の歩行速度と同じ

こんな調子で沖縄旅行の行く先々で
私たちにつきまとってきた。

ちなみに、諸葛亮孔明※3は赤壁の戦いで、
嵐のような雨を降らせている。

















雨の降りそうなころを見極めて、
雨乞いをしたのである。


















火責めの計・連環の計という計略を絡めて
自国に勝利をもたらしたのである。

私も単なる雨男ではなく、
結果を予測して
効果を演出できる
レインメーカーになりたい。

さて、肝心な台風は私たちが帰る日も
まだ石垣島周辺をさまよっていた。

那覇空港は暴風域圏外だったため、

無事にセントレアに到着することが出来た。

私:「無事帰ってきたよ。」

妻:「台風なんか連れてきやがって・・・。」

台風は進路を再び変更し
本州に上陸
することになったらしい。


私は台風シンラコウと仲良く帰ってきたわけだ。

私の雨男伝説、一体いつまで続くことやら・・・

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 レインメーカー・・・
   ジョン・グリシャムの小説を
マット・デイモン主演で、
   フランシス・コッポラ監督が映画化。
   単純な勧善懲悪モノではない作品である。

※2 沖縄旅行・・・
   沖縄といえば シーサー・ちゅら海水族館・ 泡盛・
   ちんすこう・ゴーヤチャンプル・海ぶどう・・・

   でも、9月の沖縄旅行は避けた方が良い。
   詳しくは「雨に唄えば」を御覧ください。
※3 諸葛孔明・・・

   三国時代の蜀漢の政治家・軍略家・発明家。
   劉備玄徳が三顧の礼により蜀の軍師に迎えられた。
   亡くなってからも、敵国の軍師を走らせるほどのつわもの
である。

(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

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