富士山（準備編）

私は山を舐めていた。

そう、御在所※１で高山病にかかるまでは・・・。

正直、自分が甘かった。

うん、甘すぎた。

今はそんな自分を猛烈に反省している。

そこで、万全の体勢で富士登山に挑む決心をした。

標高3,776m、日本最高峰の富士山。














その高さは、御在所岳の3倍以上もある。

高々、1,212mの山でヒィヒィ言っている
私にとって、富士山は脅威以外何物でもない。

でも、登らないわけにはいかない。

何故なら、そこに山があるから※２だ。

富士登頂を目指して、
密かに、そして着々と準備を進めるISOJIN。

（もう、あんな失態は許されない！！）

と、いうことで、
ガイドブックを片手に、スポーツデポに向かう。

せっかくだから、ご参考までに
私の登山グッズをご紹介しよう！！

＜登山に必要なものリスト＞

○トレッキングシューズ［TrekSta］
　　くるぶしまで覆っているものがベター。
　　新しい靴は靴ずれするため履きならしておくこと。　
　　












　（軽くて防水性に優れている。超かっこいぃ。）

○ザック［コールマン］
　　腰で固定できるものがベター。
　　カバーも合わせて買った方が良い。
　　













　（やっぱり、アウトドアと言えばコールマンでしょ。）

○防寒具
　　山頂付近は平均気温５度。
　　保温性に優れたものが良い。

　　（防寒具は雨具で代用しよう！！）

○雨具［Peak A Peak］
　　上下セパレートタイプの雨具がベター。
　　防寒具にもなる。













　（オレンジ好きな私にピッタリ！！）

○飲料水［エビアン・ポカリスエット］
　　最低1リットル必要。
　　炭酸系は爆発するかもしれないので避ける。












　（イオンサプライしとかないとね。）

○携帯酸素［富士さん素］
　　高山病対策の大切なお守り！？



　（本当に効くんか？　取り敢えず、二本買っといた。）

○トイレットペーパー［吸水力が二倍のやつ］
　　普通のティッシュはいつまでも溶けずに残るため、
　　トイレでは使用してはいけません。














　（お腹が弱い私は、少し多めに持って行こう。）

○手袋［軍手］
　　岩場や砂利などから手を守るために必要。













　（大活躍の軍手ちゃん。私の必須アイテムです。）

○ビニール袋［スーパーレジ袋］
　　ゴミはきちんと持ち帰りましょう。
　　雨対策にも活用出来る。










　（ビニール男の大好物♥）

さぁ、準備は整った！！

後は、登るだけである。

ちなみに、日曜日の富士山の天気は・・・。


大雨。


ビエーーーーーーン　｡･°°･(*；_；*)･°°･｡

（雨男※３の自分がつくづく嫌になる。）

続きは　→　富士山（前編）

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　御在所・・・
　　　登山家ISOJINは毎年御在所岳に登っている。
　　　急に登ると、心臓に負担がかかる。
　　　詳しくは「もののけ姫」をご覧下さい。
※２　そこに山があるから・・・
　　　登山家ISOJINの名言（？）。
　　　詳しくは「バーティカルリミット」をご覧下さい。
※３　雨男・・・
　　　ISOJINは究極のレインメーカーだ。
　　　詳しくは「レインメーカー」をご覧下さい。

（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

バイオハザード

ムズ　ムズ　ムズ・・・。

私の足の中で、何かが蠢いている。




















（汚い御御足をすみません。）

所々に赤い斑点が浮かび上がっている。

痛みはないが、無性に痒い。

その痒みたるや、半端ない！！

痒くて、痒くて仕方ない。

おもむろに、足を掻き毟る。

血が噴き出しているが、お構いなしだ。

快感に目覚めた私は、
決して、掻くことを止めやしない。

ポリ　ポリ　ポリ　ポリ　ポリ　ポリ・・・

ぬぉーーー　気ん持ちいいぃぃ！！

無心に掻き毟っていると・・・。

妻：「どっ、どうしたの？？？」

私：「見たなぁぁ〜。」















妻：「血まみれになってるじゃん。」

私：「このあいだ、やぶ蚊にやられて・・・。」

実は、先日の御在所登山※１の時に、
やぶ蚊の大群に教われたのだ。















数十カ所に及ぶその傷跡は、とても痛々しい。

患部以外のところもむくんで、
全体的に腫れ上がっている。

始めのうちは、さすがの私も
患部の周辺だけをそっと掻いていた。

掻くと大変な事になる事を知っていたからだ。

しかし、痒みはなかなかおさまらない。

おもいっきり、掻きむしりたい！！

そんな気持ちを抑えながら、
腫れ上がった患部に爪で十字の印をつける。
















いわゆる、刺されキリシタンというヤツだ。

アーメン














こういう時だけ、神頼み。

文字通り、虫が良い話である。

当然、痒みがおさまるハズがない。

仕方がないから、
シッペ作戦で痒さを忘れようとする。

始めのうちは、多少の効果もあった。

でも、次第に痛さになれ、
痒さに我慢が出来なくなってきた。

結局、欲望には勝てず、
足はすっかり血まみれ状態。

こんな時、グリーンハーブがあれば・・・。













早速、片っ端から友人に訪ねてみる。

ちなみに、台風女の一押しはタクト。














（台風女よ、ありがとう！！）

早速使ってみるが、効果がない。

Tウィルス、おそるべし！！

先のことを考えると、とても怖い。

鈴木史郎※２様、どうか私をお救い下さい。

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　御在所登山・・・
　　　登山家ISOJINは毎年御在所岳に登っている。
　　　今年のコースは厳しく、命を落としかけた。
　　　詳しくは「もののけ姫」をご覧下さい。
※２　鈴木史郎・・・
　　　元TBSアナウンサー。
　　　非常に真面目なアナウンサーとして有名だが、
　　　バイオハザードの腕前はプロ級らしい。
※３　バイオハザード・・・
　　　カプコンのホラーアクションアドベンチャーゲーム。
　　　BIO HAZARDは「生物災害」という意味。
　　　ISOJINがPS2を買うきっかけになったゲーム。
　　　怖すぎて弟と一緒じゃなきゃ出来なかった。（笑）





（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

王様はロバ～はったり帝国の逆襲～

たわし嫁から、
BBQのご招待メールが届いた。

そこには、こんな文言が・・・。

た：「BBQの買い出し、カネスエ※１でお願い。」

スーパー指定で、買い出しを頼まれる。

生まれて初めての体験である。

さすが、世界最強のスーパー・カネスエ。

貧乏人にとって、強い味方である。




















たわし嫁に、カネスエの話はしたことがない。

でも、遠く離れた常滑まで、
伝説のスーパーの噂は広がっていたようだ。

（カネスエ、恐るべし！！）

10人分の買い出しは結構大変。

手際よくカゴに1円商品を詰め込むと、
すぐに3カゴがいっぱいになった。

それだけ買っても、約7,000円。

一人頭、800円の激安バーベキュー。

高速に乗り、たわし男邸に向かう。

メンバーは大学時代のサークルの集まり。

通称「ろば耳※２」のメンバーである。

（名前の由来は忘れてしまった。）




















ろば耳は私の大学の男子と、
近くの短大の女子の寄せ集め。

一応、大学公認のサークルだった。

ちなみに、サークル長は私である。

（誰も知らないと思うけど・・・。）

みんな結婚していたが、
あの頃と全然変わっていなかった。

変わっていたのは、私の体型だけだった・・・。

（うぅ、グスン・・・。）

やっぱり、ダイエットって難しい・・・。




















10年以上ぶりの再開。

お茶女は、栃木、いや茨城からの参上。













茶：「ISOJINとは、久しぶりなかんじがしな〜い。」

何故なら、
お茶女は熱烈なISOJINマニアだったのだ。

妻が大泉洋好きなことも、
金華山で山登りをしたことも全て知っていた。

（ご愛読、ありがとうございます。）

台風女は、相変わらず豪快だった。

日光の当たらない
ベストポジションの確保を怠らない。

しかも、私の妻に冷たいお茶をつがせていた。

（王様か！！）

なんやかんやで、
楽しいBBQの時間はあっという間に過ぎた。

残念だったのは、
疣痔男が来れなかったことである。

（手術は成功したかな？）

ちなみに、このろば耳というサークル。

たわし男が彼女をゲットするために
設立したサークルである。

そこで、出会った二人はやがて結婚し、
今では、二児の親である。

（出会いってわからないものだね。）

これからも、
二人仲良く楽しい結婚生活を送って欲しい。

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　カネスエ・・・
　　　ケチなISOJIN御用達のスーパー。
　　　詳しくは「つるピカハゲ丸」をご覧下さい。
※２　ろば耳・・・
　　　大学公認のバスケサークルがいつの間にか、
　　　お遊びサークルになってしまった。
　　　主な活動：秘宝館巡り
※３　王様はロバ・・・
　　　なにわ小吉のシュールなギャグ漫画。
　　　淡白な絵から繰り出される、計算されたギャグが最高。
　　　個人的には「日本ちょっと沈没シリーズ」が好き。



（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

つるピカハゲ丸

スーパーはピアゴ（旧ユーストア※１）と決めていた。

それなのに・・・。

うちの近くにはピアゴという
ユニー系列のスーパーマーケットがある。

徒歩二分という便利さから、
ISOJIN家の冷蔵庫代わりとして活用していた。

食材が足りなくなった時、
すぐに買い出しに行ける便利さは計り知れない。

毎週のように買い出しに繰り出していた。

でも、最近は少し足が遠のいている。

何故なら、
ものすごいスーパーを発見したからだ。

そのスーパーの名は、カネスエ※。

私が知る限り、
最強のスーパーマーケットである。

何がスゴいかというと、
まずはこちらの写真を見て頂きたい。




















何て事のない普通の食材である。

驚くべきはその値段である。

写真に写っている合計金額は、
なんと300円くらいである。

カネスエ、おそるべし！！

ちなみに、私のおススメの商品は・・・。

焼きそば　　　1円
豆腐　　　　　5円
もやし　　　　1円
キャベツ　　　1円
レタス　　　　1円
大根　　　　　1円
納豆　　 　　50円（3パック）
アイス全品　 4割引

考えられない値付けである。

しかも、これらの商品は特売ではない。

いつも、店頭に並べられている。

当然、なくなったらすぐに補充される。

価格競争もここまで来たら、逆に心配になる。

（お店は利益を出せてるのかな？）

ご存じだと思うが、私はとてもセコい。

小学時代の愛読書はつるピカハゲ丸※３だった。















でも、買い物は近くのスーパーで済ませる。

時間効率を考えたら、
数十円で走り回るのはアホくさいからだ。

だから、1円でも安いチラシを見て
走り回る主婦の気持ちは理解しがたい。

（時間は限られたモノだからね。）

でも、1円でモノを買えるって素晴らしい。

（βエンドルフィンが出まくりだ。）

今では、ISOJIN家のレジャーの一つになっている。

カゴに山盛り買っても、1000円ぽっち。

こんなことも、珍しくない。

男の私をも刺激するホットスポットなのだ。

キュウリなどは本数制限があるが、
二度会計をすればOKである。

つるセコーーーーーー！！

疑っている人もいるかもしれないので、
一応レシートもアップしておこう。





















（これで、信じてくれたかな。）

カネスエはスーパー（超）の名に恥じない、
スーパースーパーなのだ！！

カネスエ最高！！

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　ユーストア・・・
　　　ISOJIN御用達のスーパー。
　　　詳しくは「スーパーの女」をご覧下さい。
※２　カネスエ・・・
　　　お客様の生活の向上を目指す
　　　ネバフッド・ショッピングセンター。
　　　ホームページはこちら。
※３　つるピカハゲ丸・・・
　　　のむらしんぼ作の児童漫画。
　　　頭髪が3本しかない小学生・ハゲ田ハゲ丸と
　　　その一家繰り広げるセコがテーマのギャグマンガ。

（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

もののけ姫

ISOJINマニアの皆様に、二つクイズを出します。

　1) 日本で一番高い山は富士山ですが、二番目は？
　2) 日本で一番大きな湖は琵琶湖ですが、二番めは？

おわかりになりましたか？

（わかった人がいたら、大したものです。）

でも、二番って印象に残らないものである。

っていうことはやっぱり、
ナンバーワンを目指さなければならない！！

と、いうことで富士山を制覇する事を決意。

いきなり、富士山というのはキツいので、
毎年登っている御在所岳※１で腕慣らし。













メンバーは、金八会の懲りない面々だ。

ビニール男邸で待ち合わせ、いざ出発！！

相変わらず、ビニール男の持ち物は少ない。

もちろん、持ち物はビニール袋一つ※２である。

しかも、夜勤明けで、テンションはマックス。

ビ：「たぁ君、二往復しちゃうよぉ〜。」

（とても、厄介な男である。）

道中、コンビニでカップヌードルを買い、腹ごしらえ。

食べ終わるや否や、登り始める。

今回のコースは本谷コース。

初心者は決して足を踏み入れてはならない獣道。















御在所岳の中でも、
最も過酷と言われるコースである。

困難こそ、我が人生。

私は壁が高ければ高い程、燃えるタイプである。

登り始めて、10分程経過する。

突然、妙な違和感が私の体を襲った。

ピキューーーーーーーン！！













先ほど食べたカップヌードル（カレー味）たちが、
喉の奥で暴れ始めたのだ。

















ヤバイ、タタリ神だ！！

冷や汗が止めどなくこぼれ始める。

でも、まだ登り始めて10分しか、経っていない。

（ここでダウンしたら、完全に笑い者だ。）

小さなプライドから、
「休憩したい。」という簡単な一言が出て来ない。

喉の奥でヌードルたちが出たり入ったりする。

（おはよう、こんにちは。）

うぅっ　もうっ、限界だぁ〜！！













重くなる足取り、溢れ出す大粒の冷や汗。

そんな私の異常な姿を
すかさず察知してくれたのが金八先生だ。

金：「むっちゃ、顔色悪いじゃん。」

私：「なんか、いきなり吐気がもよおしてきて・・・。」

金：「休憩しよっ。」

（ふぅ、助かった。）

この時、私の顔色は生気がなく真っ青。

明らかにヤバい雰囲気だった。

生きろ！！

















みんなからの熱いメッセージが伝わり、
私は無事生還するこが出来た。

（助かったぜい！！）

高山病※３（？）おそるべし！！

そんな弱り切った私を見て、痛風男は一言。

痛：「しょぼっ！！」

（くっそーーっ！！だから、言いたくなかったんじゃいっ。）

5分程、休憩し、山登りを再開。

（ふぅ〜、やれやれだぜ！！）

本谷は道らしい道はなく、ほぼ岩登りに近いコース。




















もちろん、道の整備は行き届いていない。

当然、すれ違う人もいない。

たまに、聞こえる不気味な音がやけに気になる。















途中、遺影を見たときは正直ビビった。

（確かに、ここから落ちたら確実に死ぬなぁ。）

しかも、蚊の大群、ヒル、ブヨ、ヘビなどが
次から次へと襲いかかる。

あらゆる外敵と戦いながらの御在所岳本谷コース。















登山をしていて恐怖を味わえるという点では、
スリルがあって面白かったと言える。

まるまる三時間程かけて、
私たちは今年も御在所岳を制覇することが出来た。

さて、二週間後はついに富士山に挑戦。

富士山登山の様子はこちら　→　富士山（準備編）

あぁ、先が思いやられる。

（クイズの答え・・・　1.「北岳」　2.「霞ヶ浦」）

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　御在所岳・・・
　　　三重県にある標高1212mの山。
　　　詳しくは「バーティカルリミット」をご覧下さい。
※２　ビニール袋一つ・・・
　　　ビニール男は常にビニール一つで行動する。
　　　もちろん、足りないものは現地調達だ。
　　　今回もTシャツの替えを持って来なかった。
　　　詳しくは「お父さんは心配症」をご覧下さい。
※３　高山病・・・
　　　2400m 以上の山に登り酸欠状態になると、
　　　頭痛、吐気、目眩などに襲われる症状。
　　　ヒドい場合、死に至ることもある。



（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

スラムダンク

自分大好きな痛風男のご期待にお応えして、
今回は彼のエピソードを書くことにする。

（痛風男に興味がない人は読みとばしてください。）

彼と私とは長い付き合いだが、、
お互い結婚した今もよく会っている。

（ちなみに、7.8月はほぼ毎週のように会う予定だ。）

少し、異常な関係である。

そんな彼は、時間にとてもルーズな男である。

先日の金八会※１も当然のように遅刻してきた。

彼は待ち合わせの
時間にまともにきた試しがないのである。
















まったく、困った男である。

昔から、まるで成長していない・・・。※２











そんな彼だが、
実はとても友人思いの人間である。

先日、韓国旅行に行ったのだが、
わざわざお土産を買ってきてくれた。

やっぱり、持つべきものは友である。















買ってきてくれたお土産は、
なんとフランクミューラーの腕時計。V(○⌒∇⌒○) ﾙﾝﾙﾝ















（こんなもの頂いちゃって良いの？？）

普通に買ったら、ウン百万円もする代物である。

こんなに高価なものをポンとくれるなんて・・・。

しっ



















さすが痛風男、私なんかとは稼ぎが違う。

（痛風男よ、本当にありがとう。）

ちなみに、私はアクセサリーをしない主義である。

モノではなく、
生身の人間として評価して欲しいからだ。

（ちょっと、格好つけすぎた。）

だから、いつも腕時計はしていない。

時計がないことに不自由はなかったが、
困ることも多々あった。

訪問先で時計をあからさまに見て帰る※３、
ということが出来ないからだ。

（さすがに、携帯を見るのはあからさま過ぎるしね。）

その結果、ついつい長居することも多かった。

何故、オレはあんなムダな時間を・・・。


















フランクミューラーは
アクセサリーとしても悪くない。

いや、少しオシャレ過ぎるくらいである。

チンケな私にとって高価すぎるプレゼントだが、
遠慮なく頂くことにした。

それにしても、気前の良い話である。

ウォン安になったからといっても、
そんなに安い買い物ではないはずである。

もしかして、私への賄賂？？

そう考えると全てが納得がいく。

（痛風男よ、そこまでしてブログに載りたいか・・・。）

畜生、オレをナメやがって・・・。

悪いが、痛風男の期待通りにはならん・・・。

















ちなみに、痛風男は
オメガのスピードマスターを使っている。

話を聞くと、
すぐに時間が狂ってしまうらしい。

自分の時計が壊れているのに、
わざわざお土産を買ってきてくれたなんて・・・。

仕方ない、今回は特別に登場させてやろう。
















という訳で、
今回は痛風男のエピソードを書いたわけだ。

（痛風男よ、書いて差し上げましたぞよ。）

時間にルーズなのは、
時計が壊れているからなんだね。

それは仕方ないよ。

（納得、納得。）

やっぱり、時計は本物に限る。

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　先日の金八会・・・
　　　痛風嫁がいない金八会。
　　　みんなとても寂しがっていたよ。
　　　詳しくは「サンデードラゴンズ」をご覧下さい。
※２　まるで成長していない・・・
　　　幼い頃からの友人。
　　　そこにはいつもと変わらない君がいた。
　　　詳しくは「バーティカルリミット」をご覧下さい。
※３　時計をあからさまに見る・・・
　　　自分の意志を通すことは必要である。
　　　但し、伝え方には気を配った方が良い。
　　　詳しくは「タイタニック」をご覧下さい。



（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

サンデードラゴンズ

草木も眠る丑三つ時
世間が寝静まった頃に痛風嫁からメールが来た。

嫁：「明日、ZIP-FMの生放送に出演します。」

マジっすかぁ～！！

ZIP-FMとは、名古屋人から
絶大な支持を集めるラジオ放送局のことである。

あの大根役者※１も、
ついにセレブの仲間入りか・・・。

その夜、私はウィスキーグラスを片手に
朝まで静かにサントリー角瓶と語り合った。

ジッピーな私にとって、喜ばしくもあり、
また、とても羨ましかったからである。

でも、感慨にひたってばかりもいられない。

痛風嫁のトークを是非、拝聴しなければ・・・。

翌日、携帯ラジオを片手に名古屋ドームに向かった。

そう、この日は金八会「夏の陣」と題して、
編集男幹事のもと、野球観戦を行ったのである。

金八会は、高校時代の仲良し5人組＋嫁たち。

サラフォー、いやアラサーの集まりだ。（byビニール男）

当然、痛風嫁は仕事のため欠席。

集合時間は12時半。

道中、12時からの生放送を聞くために、
携帯ラジオのアンテナをたてる。

（あれっ、電波が届かない。）

さすがに、
地下鉄内ではラジオは聞けないようだ。

痛風嫁のせっかくの晴れ舞台。

残念なことに、聞き逃してしまった。

ヒェーーーー！！　

ガックリ肩を落としていた私に痛風男から一言。

痛：「4時頃から収録したヤツを放送するよ。」

マジっすかぁ～！！

その時間はゲーム中だが、全然大丈夫だ。

なんてったって、
私は野球に関してはとことん興味がない。

つい先日、バッターがボールを打ったら、
右に走るということを知ったくらいである。

顔だけはサンデードラゴンズの司会者、
CBCの若狭敬一アナに似ているのだが・・・。














幹事の編集男は野球がわからない私のために、
いろいろと懇切丁寧に教えてくれた。

・野球は9人対9人の球技。
・各チームが攻守に分かれて試合をする。
・攻撃側は1人ずつ打席に立ちピッチャーの投げる球を打つ。
・四角形のベースを回ってホームに帰ってくると点が入る。

なんとなく、面白そうなスポーツ
だということだけはわかった。

編集男に誘われ、席に着く。

今回は、5階のクリーム色の席からの観戦。
（三塁側 5階 59列 384番）

私：「あれっ、部屋で見ないの？」

ムキィーーーーーーーッ！！

（みんなの反感を買ってしまった。）

なんせ、私はVIPルーム※２でしか
観戦したことがなかったから・・・。

どうやら、庶民は狭いベンチで
観戦するのが一般的のようだ。

（なんだか、窮屈である。）

この5階席はなんだか急勾配で、とても怖い。

案の定、妻は応援に夢中になるあまり、
前の席めがけて落っこちそうになっていた。

さて、今日の中日の先発は吉見一起、
広島は前田健太である。

3回表、2死一、二塁から栗原の右前適時打で１点を先制。
5回裏、トニ・ブランコの2試合連発25号ソロで同点に・・・。
6回裏、無死一、三塁から森野将彦の左前適時打で１点を勝ち越した。

6回は勝ち越し点のあと、
一死満塁のチャンスに藤井に代わって代打立浪。




















会場にドヨメキが広がる。

なんてったって、
今季で引退を表明している立浪和義の登場だ。

盛り上がらないはずがない。

残念ながら打ち取られてしまったが、
私の胸の高鳴りはおさまらない。

これこそ、スターというものである。

そして、８回表にはピッチャー吉見に代わり、
我らが浅尾拓也の登場だ。














そう、浅尾と私たちは同じ高校※３の出身。

ちなみに、私の弟とは同級生である。

弟の話によると、浅尾は高校時代、
キャッチャーだったらしい。

日本福祉大学に入ってから、
監督にその才能を見いだされたようだ。

もし、高校の監督に見る目があったら・・・。

（トド監督だったら、無理かぁ？？）

みんなが浅尾の活躍を心より祈る。

浅尾は150キロを超す豪速球で会場を沸かせる。

ランナーを2塁において、
ピッチャー浅尾が振りかぶって投げた。

カキーーーーーン

これは、ヤバイ！！

打球は大きく伸び、レフト前に・・・。

このピンチを救ったのが、和田一浩である。














和田から谷繁への、レーザービーム。　ピカーーッ

谷繁元信の見事なブロックもあり、
浅尾投手、そしてドラゴンズのピンチを救ってくれた。

結局、試合はそのまま２対１で中日が勝ち２連勝。

無知な私でも存分に楽しめるゲーム内容で、
あっという間の3時間だった。















試合が終わって、ふと冷静になる。

あっ　そういえば、痛風嫁の大根トーク。

あーぁ、またしても聞き逃してしまった。

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　大根役者・・・
　　　痛風嫁はウソがつけない性格である。
　　　そのため、演技はとてもぎこちない。
　　　詳しくは「水曜どうでしょう②」をご覧下さい。
※２　VIPルーム・・・
　　　名古屋ドームにはスィートルーム「プライム1」という
　　　高級ホテルの一室のような豪華な部屋がある。
　　　セレブISOJIN御用達の部屋である。
　　　詳しくは「男はつらいよ」をご覧下さい。
※３　同じ高校・・・
　　　浅尾投手の不屈の闘志を育んだのは、
　　　厳しい高校時代の校訓のおかげかもしれない。
　　　詳しくは「mixi」をご覧下さい。



（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

mixi

知多丘陵にそびえ立つ　白亜の殿堂　我が母校。

私が通っていた高校が平成18年4月に消滅した。

正式に言うと、統合して再スタートをきった。

（名前はなくなっちゃったんだけどね。）

母校がなくなった訳ではないが、
妙に淋しい気持ちになるのは私だけではないだろう。

私は気になると、調べないと気が済まない性質である。

試しに、我が母校をググってみた。














すると、シンプルなHPが作成されていた。

二校が一校に統合されたので、
いろいろな面で融合が図られているようだ。

校訓は変わっていなかったが、
校歌は変わっていた。

（これも、時代の流れだなぁ。）

でも、校訓が変わっていなかったのは、
少しうれしかった。

徹（やりぬこう！！）
















意外に、好きな校訓である。

私の母校は、近隣校から軍隊学校と呼ばれる程、
体育会行事が多いのが特徴だ。

遠泳訓練、闊歩訓練、スキー修学旅行・・・。

肉体の限界にチャレンジすることが
大好きな高校だった。

（体育の教師比率も多かった気がする。）

ちなみに、
その伝統は今も残っているようだ。

今の私が形成されているのは、
この学校の教育のおかげ（せい？）である。

困難こそ我が人生。

痛めつけられるのは嫌いではない。

（ちょっぴり、マゾかも？）

ついつい懐かしさが募り、
mixiのコミュ※１を徘徊することに・・・。









トピックの中に、
私たちの年代と思しきものを発見した。

おそらく、トピックの管理人は同中の人間だ。

（元気にしてるみたいだな。）

そこには、たくさんの会話の履歴が・・・。

会話の流れから、人物を推理する。

でも、決して書き込みは行わない。

私の身元がバレるからだ。

想像を最大限に膨らませ、人物を特定する。

私の楽しみの一つである。

一人キーマンをみつければ、
人物を特定することは難しいことではない。

卒業アルバムは手元にはないが、
そんなことは問題ではない。

人物相関図は、
私の頭脳にインプットされているからだ。

パズルを解く感覚で、
ネット住民の正体を探っていく。

頭の体操にはちょうど良い。

そして、仲が良かった（？）友人を発見すると、
取り敢えずメールを送ってみる。

意外と、積極的な人間なのである。

携帯メールではないので、返信率はマチマチだ。

（突然のメールに、困っている人も多いことだろう。）

だからと言って、
この人たちを責めることは出来ない。

かく言う私も、
ほとんどのメッセージを無視している。

返信がめんどくさいからだ。

当然、マイミク申請はお断りだ。

極力、リアル世界と
ネット世界を分離して考えている。

（私はとても複雑な人間なのである。）

よしっ、人物の特定は大体完了した！！

そんなことをしていると、
無性にクラス会がしたくなってきた。

そこで、元クラスメイトに電話をかけまくった。

（少し積極的すぎるのが玉に傷だ。）

十年ぶり以上の連絡だが、
携帯番号は意外に変わっていなかった。

懐かしさのあまり、
会話はあっという間に盛り上がる。

人って案外変わらないものである。

だんだんとクラス会の話が
現実味を帯びてくる。

幹事になるのは面倒だが、
昔を振り返るのは嫌いではない。

年末あたりに、
是非是非クラス会実行してみようかな。

でも、その前に・・・

まずは、この弛みきった体をなんとかしないと・・・。

そんなことを考えていたら、
ついつい足跡を消すのを忘れてしまった。　

どっひゃーーーーーーーー！！　

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※１　mixi・・・
　　　日本最大級の招待制SNS。
　　　もうすぐ、登録制サービスが開始される予定である。
　　　そうしたら、友達100人出来るかな。
　　　詳しくは「そして誰もいなくなった」をご覧下さい。

（注）ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。