「心を亡くす」と書いて、「忙しい」と読む。
今の私は、完全に
心を亡くしている状態である。
だから、ブログの更新も滞っている。
(- _ -;) ・・・。
ISOJINマニアの皆様
誠に申し訳ございません。
(でも、オイラは悪くないよ。)
この不景気のご時世。
ひっきりなしに、仕事が降り掛かってくる。
とても、有り難い話である。
でも、残念なことがただ一つ。
念願のマラソン大会に、
出場できなくなってしまったのだ。
(あぁ、無念。)
3ヶ月程前、半田市民マラソン※1に参加した。
順位こそ振るわなかったが、
痛風男とダルシムを蹴散らし、見事に完走。
(どんなもんだいっ!!)
ついに、眠れる獅子が目覚めてしまった。
だから、調子づいて、
マラソン大会に応募しまくった。
(手続きは、全てお任せだが・・・。)
第34回常滑市民マラソン※2でも、
その実力をまざまざと見せつけるつもりだった。
それなのに・・・。
私:「もしもし、常滑マラソン出れないわぁ。」
痛:「なんでまた?」
私:「仕事がパンパンで・・・。」
痛:「またまたぁ、逃げるなって・・・。」
私:「なんで・・・??」
まったく、
どこの口からこんな言葉が・・・。
3ヶ月前、ヘロヘロになっていたのは・・・、
どこのどいつだぁぁぁーーー!!
どうやら、3ヶ月前の記憶がないようだ。
(ちっ、ノミの脳みそめっ!!)
これは、もう一度、コテンパンに
ぶちのめしてやる必要があるな。
私は心に固く、そう誓った。
大会当日、天気はピーカン。
絶好のマラソン日和。
(あぁ、出場出来ないのがむっちゃ残念!!)
休日出勤している自分が、妙に哀しい。
パソコンと向き合うが、気もそぞろ。
痛風男の結果が気になる。
私はいても、立ってもいられなくなり、
痛風男に電話をかけてみた。
私:「どうだった?」
痛:「出場者、ムッチャ少なかったよ。」
私:「そう、何人くらい?」
痛:「20人くらいで、ほとんど中学生かな・・・。」
私:「じゃあ、もしか上位入賞?」
痛:「いやいや、でも、デッドヒートだったよ。」
私:「マジで・・・。」
あの痛風男が、デッドヒートだなんて・・・。
ありえない!!
私はもう少し深く突っ込んでみた。
私:「で、何位だったの?」
痛:「それが・・・、ドベ2なんだよね。」
私:「おぉ、ブービー賞じゃん(笑)。」
やっぱりっ、
痛風男はこうでなくっちゃ!!
なんだか、一安心。
おもいっきり、笑わせてもらった。
でも、心なしか、元気がない痛風男。
思い切って、私はその理由を尋ねてみた。
すると、痛風男はその重い口をゆっくりと開いた。
痛:「実は・・・、ドベの人は
70歳過ぎのおじいちゃんなんだよね。」
私:「ってことは、実質ドベじゃん(笑)。」
オモロすぎるっ!!
70歳のおじいちゃんと
デッドヒートを繰り広げていた痛風男。
その絵面(えづら)を考えただけでも、
笑えてくる。
まさに、コマ送り。
ゴール後、痛風男はそのおじいちゃんと
健闘を称え合い、握手を交わしたらしい。
(良きライバルと巡り会えたね。)
私は心の底から後悔した、
大会に出場できなかったことを・・・(倒置法)。
仕事の合間の、ささやかな電話タイム。
こんな時間が、私の忙しさを
少し忘れさせてくたような気がした。
(* ̄∇ ̄*) ))))ホッ・・・。
ニーチェは、忘れる能力(記憶の消化)が、
精神的健康の必須条件と言っている。
人間を人間たらしめる能力。
そういう意味で、現実逃避も悪くない。
「心を亡くす」と書いて、「忙しい」と読む。
その組み合わせを少し変えてみると、
「忘れる」という文字になる。
嫌なことは忘れ、
大切なことは忘れずに、
これからもイキイキと生きていきたい。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 半田市民マラソン・・・ISOJIN初のマラソン大会。
初出場ながらも、大健闘した伝説の大会。
但し、水色パンツのおっさんには注意が必要だ。
詳しくは、「20世紀少年(前編)」をご覧下さい。
※2 常滑市民マラソン・・・
参加費が100円という破格のマラソン大会。
大塚製薬がスポンサーに名を連ね、
入賞者には豪華な賞品があるという噂が・・・。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
3 件のコメント:
結局、走らなかったんだね。お疲れ様〜
今年9月に常滑でトライアスロンがあるみたいだから、出場みたら?
“アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン”で検索してみて!
By mimi
>mimiさん
さっすが〜情報通。
常滑情報で、
mimiさんの右に出るものはいないね。
9月のトライアスロン。
ぜひぜひ、検討させて頂きます。
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