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2010年3月7日日曜日

不毛地帯

 
久しぶりに実家に帰ったので、
親と食事に行くことにした。

(たまには、親孝行もしとかないとね。)

ちなみに、私の実家は焼き物の街、常滑

それ以外に、何の特徴もない田舎町。

一昔前は、メシ屋を探すのも
一苦労するほどのさびれた街だった。

なんせ、飲食店はほとんどない。

まさに、飲食店不毛地帯※1

















名鉄パレからはモスバーガーが姿を消し、
千代ヶ丘ではケンタッキーがなくなった。

相次ぐ、大型チェーンの撤退

冷たい風が吹き荒れる荒野の街、常滑。

孤軍奮闘していたのは、
ユニー(現在のピアゴ)マクドナルドだけだった。

















その奮闘ぶりは凄まじかったと記憶している。

なりふり構ってられないとは、このことだ。

常に、ハンバーガーは作り置き

なおかつ、カウンターに陳列

さらに、値引きシールを貼って、格安販売

信じられない三点セット。

ファストフード※2にとって
あるまじき暴挙

私の脳裏には、今なお
この光景が強く焼き付いている。

かれこれ、10年以上前のことである。

未だかつて、マックで値引きしていた店を、
常滑以外では私は知らない。

カリスマ経営者藤田田※3氏もビックリである。






でも、私はその必死さが好きだった。

(頑張る人は応援したいよね。)

当時の店長のギリギリの選択

きっと、本部との軋轢(あつれき)もあったことだろう。

その人生は、波乱に満ちていたに違いない。

常滑の飲食文化を支えてきたのは、
この店長のおかげと言っても過言ではない。

(いや、言い過ぎだな。)

そんな飲食不毛地帯常滑も、
セントレア空港が出来て様変わり。














駅周辺はもちろんのこと、
155号線沿線の発展は目を見張るものがある。

新興住宅地のかじま台北汐見坂にも要注目だ。

おかげで、飲食店を探す苦労もなくなった。

おっと、メシ屋のことを書こうと思ったのだが、
話が大幅にそれてしまった。

私のいつもの悪い癖だ。

しかも、常滑人以外の
イソジンマニアにはわからないジモティネタ

いやいや、ホント申し訳ない。

次回は、常滑の隠れた名店、
おススメの洋食屋をご紹介いたします。

(また、常滑ネタになっちゃいます。)

ではでは、次回をお楽しみに・・・。

≪イソジンのよく解る用語解説≫

※1 不毛地帯・・・

   山崎豊子原作の経済小説。
   元伊藤忠副社長、瀬島龍三氏がモデルとなっている。
   フジテレビ系列にて唐沢寿明主演で、開局50周年記念ドラマ化。
※2 ファストフード・・・

   短時間で食べられる手軽な食品・食事のこと。
   first(一番)ではなく、fast(速い)。
※3 藤田田・・・ 

   日本マクドナルド、日本トイザらスの創業者。
   「頭の悪い奴は損をする」や「勝てば官軍」の著書があり、
   その強烈なタイトルで物議を醸したことがある。
   母親が熱心なキリスト教徒なので、
   口で十字架のメッセージを語れるように
   「田」と名付けられたらしい。

(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

 

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