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2008年6月4日水曜日


最近、鼻の中がくさい



においは強烈というわけではないが、
どうも気になって仕方がない。

普通、においが気になったら
鼻をつまめば良い。

とりあえずその場しのぎが出来るからだ。

しかし、今回のケースはこの手段が通じない。

何故なら、鼻をつまんだところで
問題は何一つ解決しないからである。

根本的な原因は内在するからだ。

問題解決マシーンの私としては、
問題を見付けたからには対処せずにはいられない。

直ちにその原因究明に乗り出した。

まずはにおいの根本が何か確かめる必要がある。

気分はすっかり冒険家だ。

私は少し脂ぎった鼻の右の穴めがけて、
右手人差し指をおもむろに突っ込む。

ここでひとつ注意が必要だ。

なんせ、私の右手は古傷をかかえている。

学生時代、名誉ある傷を負ってしまったのである。

そのことはまた別の機会にお話しする。

とにかく、右手人差し指は骨折し、
少し右に湾曲している。

いわゆる右曲がりのダンディだ。

なので、鼻に突っ込む時も注意が必要である。

まっすぐ挿入したつもりでも、
鼻の壁を突き破る可能性があるからだ。

私は慎重かつ大胆に計画を実行に移す。

ミスは絶対に許されない。

鼻のにおいの原因を突き止めることは
重要なミッションになった。

長年の勘だけをたよりに捜索活動は続く。

手先は器用なほうではないが、
ある程度勘所はおさえている。

私の鼻ホジリ歴は長い。

手馴れたものである。

生まれながらのホジリストだ。

鼻の中は「右手人差し指の住処
いっても過言ではない。

ホジリ慣れない素人では、
なかなかこうはいかない。


勢い余って鼻の穴を増やすのが関の山である。

今までそんな輩を山ほど見てきた私にはわかる。

誰もが手柄を優先したことによる自爆である。

その点私は安心だ。

地位や名誉にはあまり興味がない。

あくなき探究心だけで生きているような男である。

勘だけを頼りに、鼻の穴の探索を行う。

特におかしなところはない。

さらに奥へと突き進む。探究心は旺盛だ。

第二間接まで挿入したところだろうか、
右手の指先に違和感が・・・。

やっと見付けたぞ。お前の仕業だな。

私はその物体を一気にほじくり取る

右手人差し指を穴の中から引き抜くと、
ツツッと滴るものが・・・。

鼻血が堰を切ったように流れ出す。

そういえば、先週鼻毛カッター※1
奥まで差し込みすぎて同じようなことが・・・。

しまった、また同じ過ちを繰り返してしまった。

冒険家、失格である。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 
鼻毛カッター
   鼻毛のチェックはこまめにしないと、大変なことになる。
   女性にはわからない、男性固有の悩みである。
   詳しくは「ゲゲゲの鬼太郎」をご覧ください。

(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

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