2008年11月22日土曜日
鋼の錬金術師
体力の衰えを感じる今日この頃。
というよりも、
肉体の膨張が止まらない今日この頃。
このままでは、さすがにヤバイ!!
ということで、
半田市民マラソンに参加することに・・・。
もちろん、痛風男と一緒だ。
まさに、スポーツの秋。
面倒なこと(申し込み)は痛風男に全てお任せだ。
さすがの私も練習が必要だ。
ということで、スポーツジムへの入会を決意する。
スポーツジムというと大体が会費制だ。
少ないこづかいの私にはとても厳しい。
金にはとてもシビアな私。
探しに探して良いジムを発見。
灯台下暗し。
市営のスポーツセンターが
私の職場のすぐ近くにあったのだ。
こうしてジム通い生活が始まった。
そんなある日、
ジムで上司とバッタリと出会った。
どうやら、この上司、ジムの常連らしい。
ジムにふさわしくない体型の私を見つけ、
ニタニタしながら近寄ってきた。
上:「何やってんの?」
なんだか、妙に楽しそうである。
私:「さすがに、ダイエットしようと思って。」
私は上司の目の奥が光ったのを見逃さなかった。
この上司は根っからの野球人。
ちなみに、息子は巨人軍の選手である。
そんな息子を持つ親だけに、その肉体美は凄まじい。
「筋トレ命」の筋肉マン。
その肉体は50歳過ぎとは思えない。
まさに、鋼の錬金術師※1である。
女好きで、軽そうな性格から、
私は密かにロイ・マスタング大佐と呼んでいる。
鋼というよりも焔(ほのお)の錬金術師である。
私にちょっかいをかけた後、
大佐はストイックに自分の体に負荷を与え続ける。
彼が持ち上げる重量は半端ない。
一見、ちゃらんぽらんに見えるのだが、
実に食えない男である。
大佐は筋トレをひととおり終わると、
再び私のところへやってきた。
上:「一緒に筋肉作っていこうぜ!!」
炎のように熱い男だ。
こちらは脂肪を燃焼させたいのに、
筋トレを強制してくる。
まったく、困った上司※2を持ってしまった。
これ以上、筋肉を増やしても仕方がない。
私の肉体は
アレックス・ルイ・アームストロング少佐のようだ。
筋肉隆々ではないが、ゴツい体型だ。
豪腕そうに見えるが、
実は見かけ倒しの肉体である。
大佐の期待値はあがり、指導はきついものに・・・。
当然、厳しいご指導についていけるはずがない。
何度も弱音をはきそうになる。
でも、イシュバール戦※3を思い出し、
自分を奮い立たせるのである。
非を理解しながら逃げたくない。
結局、筋トレに付き合うことに・・・。
そのため、全くマラソンの練習が出来ない。
このままでは、完走なんてとても無理な話だ。
でも、大丈夫。
痛風男が申し込み期限を間違えて、
マラソン大会に出場出来なくなっちゃったから・・・。
ちっ 痛風男めっ!!
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 鋼の錬金術師・・・
略して「ハガレン」とも言う。
母を生き返らせるために、人体錬成を行ったエルリック兄弟。
錬金術の禁忌にふれた兄エドワードは左脚を、
弟アルフォンスは身体全てを失ってしまう。
元の体に戻るため、兄弟は賢者の石を探す旅に出る。
※2 困った上司・・・
上司の命令は絶対だ。
デキる上司だったら、良いのだが・・・。。
詳しくは「デキる上司」をご覧ください。
※3 イシュバール戦・・・
ある軍将校が、イシュヴァール人の少女を撃ち殺した事件が
発端とされているが、その真実やいかに・・・。
ちなみに、アームストロングはこのイシュヴァール戦で
女子供にまで手をかける非情さに耐え切れず軍令に背いている。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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