ページ

2009年3月26日木曜日

一休さん


先日、スマタキョウに行ってきた。

とは言っても、
素股プレイが好きな素股狂ではない。




















寸又峡とは、静岡県は中根にある寸又川の渓谷のことだ。


自然が多く残る絶好の観光スポット

でも、二つだけ欠点が・・・。

道のりは遠く、一本道。

そう、辿り着くまでが、とても過酷なのだ。

このハシ渡るべからず。















山道は険しく、ガードレールもない。

崖から落ちたら、一環のおしまい。

恐怖感をあおるのには、十分すぎるコースである。

幸い対向車が来なかったから、
良かったものの、来ていたらアウトだった。


運転が苦手な私はビビリにビビっていた。

一休みどこか百休みくらいして、
ようやく辿り着いた幻の秘境

絶景が私を呼んでいる。

寸又峡の向こうには、
長さ90m高さ8mの吊り橋がある。

そう、「夢の吊り橋」だ。















広がる湖水は澄みきるほどの碧さ。

この吊り橋のまん中で恋のお祈りをすると、
夢が叶うという噂があるらしい。

とてもロマンチックな橋である。

心理学に「吊り橋効果※2」という言葉がある。

どうやら、寸又峡はその効果を最大限に
利用しているようだ。


お主も悪よのぉ。














この吊り橋、遠くから見ると幻想的な橋だが、

近くで見るとかなり怖い。

夢と言っても、悪夢である。

実際に歩けるのは板2枚分。
















このハシ渡るべからず。


あぁーー 渡りたくねぇーー!!

私のヘタレ根性が全開になった。

高い場所は苦手である。

あーあー 南無三だー♪

とんちんかんちん とんちんかんちん♪

気にしない♪

って、気にならないはずがない。

気を抜くと、碧い水面に吸い込まれそうだ。

高さも怖いが、風で橋が揺れるのが何より怖い。

私は人差し指を舐めまくり、
必死に頭をグルグルとこねくり回す・・・。

















でも、良い頓知が閃かない。

怖いにも程がある。

吊り橋効果も程々にしてほしい。

でも、冷静になって考えると、
確かなことが
一つだけある。

この橋を渡り、狭い道路を超えなければ、
家には帰れないということだ。

私は気力を振り絞り、夢の吊り橋を渡りきった。

くじけませんよ。男の子ですから・・・。

それではまた、おたよりします。


ははうえさま いっきゅう

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 一休さん・・・
   臨済宗の禅僧一休宗純の愛称。
   江戸時代に説話が作られ、頓知で有名となる。
   TVアニメは史実と異なる点が多いらしい。
   (
中央児童福祉審議会推薦番組)

   実際は、ものすごくHなお坊さんだったんだって・・・。
※2 吊り橋効果・・・
   
怖い吊り橋を渡った時に異性に会うと、
   そのドキドキを恋愛と感じてしまう心理的反応。




(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

0 件のコメント:

★ 応援ポチお願いします m(_"_)m

人気ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 くる天 人気ブログランキング ブクログ 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ