Isojin Blog: ヤッターマン

全国の女子高生のみなさ〜ん、
ついにヤッターマン実写版※１の公開ですよぉ〜！！

と、いうわけでヤッターマンを見てきた。

あら　ほら　さっさぁ〜！！

案の定、映画館にはお子様ばかりだった。

大人の私は少々目立っていたような気がする。

ヤッターマンの映画化が決定してから、
私は常々そのニュースに着目していた。

タイムボカンシリーズが好きだったことは
言うまでもない。

でも、それ以上に、
ドロンジョ様の配役が気になっていた。

もしかしたら、ポロリがあるかもしれない。

そんな妄想をしたのは、私だけではないはずだ。

ヤッターマン世代の男の子はみな
ドロンジョ様にはお世話になったことだろう。

ドロンジョ役をこなせる女優はそうはいない。

私は密かに「杉本彩で決まり」と思っていた。

配役が発表されてビックリ！！

ま・さ・かの深田恭子。

完全に意表をつかれた。

おデブな私が言うのもなんだが、
深キョンはふくよか過ぎると思っていた。

スリムなドロンジョ様が見たかった私には
少々、残念なお知らせになっていた。

でも、そこはさすが、大女優。

本番までに見事なボディを作り上げてきた。

おかげで、上映中私はずっと前傾姿勢を崩せなかった。

下半身がヤッターマンになっていたのだ。

それ程までに、深キョンは官能的だった。

私も見習わなければならない。

でも、生瀬勝久さんとケンドー小林の声が
吹き替わっていたのは少し残念だった。

私は昔からボヤッキーとトンズラーの
二人には妙な親近感があった。

どうしても他人とは思えないのだ。

出っ歯※２でおデブ※３な私は、
この二人を足して二で割ったような存在だ。

負け癖が染み付いているところも、
哀愁があって良いじゃないか。

ヤッターマンの魅力はなんといっても
このドロンボー一味にある。

倒されても、倒されても、
立ち上がるその姿に明日を夢見るのである。

そんな二人組を生瀬さんとケンドー小林は
見事に演じきっていた。

そういう意味では、
主役の二人は完全に霞んで見えた。

でも、ガンちゃんのケンダマジック※４は
なんだか懐かしかった。

大人も楽しめるノスタルジックな作品だ。

でも、この映画、明らかにお子様向けの映画である。

ヤッターワンとバージンローダーの
戦闘シーンはお子様には少々刺激的に思えた。

子連れの親を意識して、
子供は知らなくて良いことが盛り込まれ過ぎてた気がする。

映倫からR18指定を喰らいそうな
微妙な表現も中にはあった。

おしおきだべぇ。

なんてことになったら、洒落にならない。

三池監督の勇気と度胸に私は敬意を表したい。

ヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えない。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※１　ヤッターマン映画版・・・
　　　発表当時には、キャスト等を全て極秘にし、
　　　小出しすることでファン心理をあおるPRをした。
　　　ヤッターマン好きなISOJINは見事に、
　　　その作戦に乗せられてしまった。
※２　出っ歯・・・
　　　出っ歯な私から歯をとったら何も残らない。
　　　詳しくは「ヤッターマン」をご覧ください。
※３　おデブ・・・
　　　ISOJINがこんなに大きくなったのには
　　　悲しい悲しい物語が・・・。
　　　詳しくは「いつまでもデブと思うなよ」をご覧ください。
※４　ケンダマジック・・・
　　　ヤッターマン1号専用アイテム。
　　　ISOJINの剣玉の腕もたいしたものである。
　　　詳しくは「アメトーーク」をご覧ください。