2009年3月4日水曜日
天空の城ラピュタ
妻から東京土産で飛行石をもらった。
飛行石とは「天空の城ラピュタ※1」の
中に出てくる魔法の石のことである。
映画のように空に浮かぶことは出来ないが、
暗闇ではうっすらと青白い光を放つ。
とても神秘的な石である。
私のラピュタ好きは有名な話だ。
天から降ってきた謎の少女ルシータを
懸命に守るパズーの男らしさは何度見ても感動する。
おそらく、今まで10回以上は見ている。
リーテ ラトバリタ ウルス
アリアロス バル ネトリーヌ
こまった時のおまじないも
そらんじて言えるくらいである。
妻は私の喜ぶ顔が見たかったのだろう。
街で飛行石を見付けて買ってきてくれたようだ。
私:「これどこに売ってたの?」
妻:「三鷹の森だよ。」
私:「・・・。」
まさか、ジブリ美術館※2に行ってきたとは・・・。
東京に遊びに行くとは聞いていたが、
三鷹の森へ行くとは聞いていなかった。
三鷹の森とは東京の三鷹市にある
スタジオジブリのテーマパークである。
2001年の開館以来、私がずぅっと行きたかった
憧れのテーマパークだ。
予約をしないといけない、
大人にも子供にも大人気のスポットである
土に根を下ろし 、風と共に生きよう 。
種と共に冬を越え、 鳥と共に春を歌おう。
三鷹の森は、巨人兵が出迎えてくれる
最高にクールなテーマパークだ。
それなのに、私を差し置いて行くなんて・・・。
そう思うと悔しくて仕方がない。
ドンドンと鼻息は荒くなる。
俺様を置いて行くなんて、なんて不届きな奴なんだ!!
言い訳を放つ妻がどうしても許せない。
「言葉を慎みたまえ、君はラピュタ王の前にいるのだ。」
私を喜ばそうとした妻の気持ちを
全く考える余裕がない。
怒りで我を失った。
バルス!!
私は妻に向かって滅びの呪文を唱えていた。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 天空の城ラピュタ・・・
戦争と平和、科学と自然という対立要素で、
少年と少女の友情を描いた冒険活劇。
※2 ジブリ美術館・・・
正式名称は三鷹市立アニメーション美術館。
ローソンにて日時指定の入場引換券(1,000円)を
購入すれば、すぐにあなたも映画の世界へ・・・。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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