韓国出張に行って来た。
実は、この出張、出張とは名ばかり。
大きな声では言えないが、
ほとんどお遊びという出張なのだ。
(いわゆる一つのカラ出張!?)
9月4日(金)午前8時、セントレア空港に集合。
平日だと言うのに、結構込んでいる。
残念ながら、エコノミー席は満席。
ということで、ビジネスクラスにランクアップ。
(ラッキー!! なんだかツイてるゼィ!!)
宿泊先は、ミレニアム・ソウル・ヒルトン。
このホテルは、ソウル中心部
南大門に位置する超高級ホテル。
名前を聞いて、
ピーーンときた人もいるかもしれない。
目的はそう、Seven Luckカジノ※1。
何を隠そう、ボスは無類のカジノ好き。
暇さえあれば、カジノに行くほどの男だ。
ケチな私であるが、
この日のために必死こいて裏金を用意した。
(一攫千金、なんて素晴らしい響き・・・。)
賭場は金曜日ということもあって大賑わい。
ざわ ざわ ざわ・・・・。
私が出来そうな低いレートの席はすべて満席。
仕方がないから、
取り敢えず、ルーレットでもやってみる。
まずは、一万円(約130,000ウォン)を換金。
数字に賭けてもまったく当たる気がしないので、
赤と黒の二分の一の確率に賭けてみる。
赤か黒か?
運を天に任せ、
黒に10,000ウォン(約700円)を賭ける。
結果は・・・・、 黒。
私:「おっしゃぁ、キタぜ、ビギナーズラック!!」
割とゲンを担ぐタイプなので、
その後も、三連続で黒に賭けた。
それが、見事に的中。
ものの五分で持ち金は1.5倍に・・・。
(なんだか、今日は冴えている。)
さすがに、四連チャンは続かないと思い、
四回目は赤に・・・。
私:「赤よ、来い!!」
なんと、またしても的中。
(もしや、オレってギャンブルの天才かも???)
でも、そう思ったのが運の尽き。
調子に乗って賭け続け・・・、
気がつくと、手元資金は
20,000ウォン(約1,400円)に・・・。
うぅ、救えねぇ。
博打は熱くなった時点で負け。
これが現実っ・・・・!
そこで、私はおもむろに席を立ち、
ブラックジャックのテーブルに移動。
掛金は20,000ウォンと少々お高いが、
ここで一発勝負である。
勝てば再生、すべてが報われる。
気分を一新し、一枚目のカードに集中する。
私:「おしっ、来い!!」
スペードのエース。
(こっこれは、ツイている。)
私:「ピクチャー カモン!!」
ハートのクィーン。
私:「よっしゃぁーーー!!」
いきなり、ブラックジャックである。
配当はなんと1.5倍。
(やっぱり、今日のオレはツイている。)
そんな調子で三日間、
私はギャンブル三昧の生活を送っていた。
三日目の朝、
ついに私の財布はスッカラカンに・・・。
有り金全てを使い果たした私は、
VIPルームにいるボスの様子を見に行った。
生粋のギャンブラーともなると、
パンピーとは博打をしないのだ。
ゆるいスロープを昇り、高い敷居を跨ぐ。
そこは、さすがVIPルーム。
庶民の席なんかとは格が違う。
椅子からして超豪華。
ゆっくりと、くつろげる仕様になっている。
当然、飲食メニュー(無料)もバラエティに富んでいる。
VIPルームの雰囲気に圧倒されながらも、
私はボスに現状をご報告。
私:「ボス、全部すっちゃいました。」
ボ:「仕方ねぇなぁ。これで遊んどいて。」
ボスは100,000ウォンのチップを
ポーンと放り投げた。
私:「ありがたき幸せ。」
地面にひれ伏す庶民代表。
感謝っ、圧倒的感謝っ・・・!
よしっ、この100,000ウォンで起死回生だ!!
帰り際に、ふとテーブルカードを見ると・・・、
最低掛金は1回 500,000ウォン(約4万円)。
ヒェーーーーー!! ...ノ(,,゚Д゚)ノ ...
じょ、常軌を逸している。
とてもこんなテーブルでは出来やしない。
(ケチなオイラには至福の傍観がお似合いさ!!)
なんだかんだで、
あっという間に韓国出張(?)も終了。
いよいよ、日本に戻る時がやって来た。
フライト時間より早めに着いた私たちは、
仁川国際空港で時間を持て余していた。
ボ:「なんだか、今日は勝てる気がするんだよね。」
私:「ボスもお好きですねぇ。じゃあ、行っちゃいます?」
と いうことで、再び近くのカジノに・・・。
空港から約2分の
ゴールデンゲートカジノでリベンジだ!!
結果、ボスはバカラでツキまくり、
300万ウォン負けを50万ウォンまで取り戻した。
私はというと・・・、追加で5,000円の負け。
(つくづくツイてない。これもある意味 才能か。)
結局、私はトータル●●万円の負け。
うぅ、ギャンブルって恐ろしい。
最後に一つだけ良いことが・・・。
帰りのフライトも
ビジネスクラスにランクアップされたのだ。
うれしいんだけど、だけどもさ、
こんなことにツキを使って欲しくなかった。
やっぱり、私は小市民。
★韓国ソウル出張★(①カジノ編 ②観劇編 ③グルメ編 ④お土産編 )
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 Seven Luckカジノ・・・外国人専用のカジノで、韓国人は入れない。
入り口でパスポートチェックがあるので、
パスポートは忘れないようにしよう。
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