仕事に追われまくっていたISOJIN。
もちろん、旅の準備は妻任せ。
(持つべきものは、妻である。)
妻:「洋服だけは、自分で用意してよね。」
私:「OK!!」
妻に言われるがまま、
私は5日分の衣服を用意した。
5日分といえば、結構なボリューム。
でも、スーツケースには、
荷物を入れる余地がない。
既に、スーツケースの大半を
妻の荷物が占領していたからだ。
私:「全然、入らんじゃん。」
妻:「大丈夫。アタック買っておいたから・・・。」
(洗っておんなじ服を着回せってか??)
結局、私の替えの服は一枚だけに・・・。
人権侵害じゃぁぁーーーー!!(`Д´)ノ
と、怒っている暇はない。
時間はもうギリギリ。
待ち合わせ時間は迫っている。
私は新調したハンチングを目深に被り、
急いで外に出る。
すると、そこは一面、雪景色。
おぉ、ワンダフルぅ!!
なーーんて、言っている暇はない。
急がねば・・・。
スーツケースを転がし、
駅までの道のりを駆けていく。
とその途中。
バキッ!!
突然、スーツケースが動かなくなった。
仕方ないから、スーツケースを抱え、
取り敢えず、駅までの道のりを急ぐ。
その重さは半端ないっ!!
その大半が妻の荷物と思うと、腹が立つ。
ケッ!! d=(`ヘ・)
電車内で確認してみると、
タイヤが見事に裂けていた。
なんですと??
今回の旅は、移動距離が凄まじいので、
キャスターがないと少々厳しい。
急遽、ロフトに電話で確認したが、
直すのには二週間程かかるとのこと。
仕方なく自力で直そうとするも、
もうどうにもならない。
重たいスーツケースは、
文字通り、お荷物になってしまった。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
おかげで、時間もギリギリ。
かろうじて間に合ったが、
待ち合わせ場所に着いて、ギョッとする。
なんと、役員が私と同じような
ハンチングを被っていたのだ。
役:「おぅ、ISOJIN君。似たような帽子だね。」
私:「えぇ、そうですね。」
役:「帽子だけに、カブっちゃったね。」
会って早々、おやじギャグ。
思わず、私は苦笑い。( ^ o ^ ;)
オソロと思われるのは、
私としてはなんとしても避けておきたい。
おもむろに、帽子を取ろうと思ったが、
時、既に遅し!!
髪質が柔らかいため、頭は既にペッチャンコ。
もう、帽子を取るわけにはいかない。
役員のおっさんとペアルック。
恥ずかしながらも、
私はこの現実を受け入れざるを得なかった。
今回の出航は、関西国際空港。
名古屋から関空まで、3時間のバス移動。
もちろん、帽子はずっとかぶりっぱなし。
私の髪の毛は、
いい塩梅(あんばい)に発酵されていた。
関空に着いた頃。
私の髪の毛は、完全にベットベト。
(早く風呂に入りたいぜ!!)
ちなみに、関空からトルコまでは13時間。
私は、取り敢えず、
臭いものに蓋をした。
ニオイも、暗雲も立ち込める、
トルコ研修旅行※1。
この先、どんな困難が、
ISOJINを待ち受けるのか?
まだまだ、旅は始まったばかりだ。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 研修旅行・・・
3年に一度の社員研修旅行。
異国の文化を吸収し、仕事に生かすための研修。
決して、遊びではない。
詳しくは「飛んでイスタンブール」をご覧下さい。
※2 ハッピーフライト・・・
ウォーターボーイズの矢口史靖(しのぶ)監督作品。
ANAの協力により、業界の裏側を見事に表現した。
私が大好きな監督の一人である。
この映画でJALの破綻が早まったとの噂も・・・。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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