我が家にエアコンがやってきた。

と言っても、20年前の話ではない。
つい、先日の話だ。
うっかりパソコンを買ってしまった※1ために、
ついにエアコン購入へと相成ったISOJIN家。
そりゃあ、もう一大事。
ちなみに、私は今まで3回の引越しをしている。
合計で4つのマンションに移り住んできた。
完全なる移民、流浪の民である。
(要は、飽き性なのね。)
引越しの度に家賃は高くなり、
敷金・礼金でお金は消えていく。
いわゆる、引越し貧乏というやつだ。
結婚してから、ほぼ毎年の引越し。
当然、我が家の家計は火の車。

でも、潔癖症の妻には
ひとつの大きなこだわりがある。
人のお古があまり好きではない。
つまり、中古物件が苦手のようなのだ。
(まったく、困ったお人だ。)
ヴィンテージ好きな私と対照的だ。
だから、引っ越しは新築と相場が決まっている。
(このっ、銭喰い虫めっ!!)
何度も引越ししていると、
さすがに、目が肥えてくるものである。
でも、今のアパートは、
そんな私を充分に満たしてくれた。
たった一つの欠点を除いては・・・。
なんと・・・、
エアコンがなかったのだ。
( ´Д` )ヒェーーーー!!
今までは、引越しの度にエアコンを置いてきた。
何故なら、取り外し費用が高かったからだ。
だから、今回は持ち運びできる
コンビニクーラーを購入することに・・・。
我ながらナイスアイデア!!
でも、これがなかなか使えなかった。
何故なら・・・、
タンクに容量制限があるため、
すぐ止まってしまうからだ。
しかも、裏から噴出される熱風で、
室温は上昇しまくり。
その上、噴出し音がデカかったのだ。
(;ω;))) うぅーーー・・・。
コンビニクーラーは購入して一日で
その使いみちがなくなってしまったのである。
今では、押入れの奥で、
出番を待ちながら静かに眠っている。
(チーーーン!!)
快適を求めていながら、
不快な環境を作り出してしまったようだ。
それでも、多少の涼を求めて
使用をやめなかった。
結果として、妻は5㎏も痩せてしまった。

どうやら、暑さとストレスにやられたようだ。
一方、私の体には何の変化も・・・。
(少しは痩せろよっ!!)
妻はスヤスヤと眠る私の寝顔を見て、
本気で殺意を覚えたらしい。

「せっかく買ったクーラーが使えない。」
私はこの事実を認める勇気がなかったのだ。
そのせいで、去年一年
クーラーのない夏を過ごすことに・・・。
ちなみに、私は今まで一夏を
クーラーなくして過ごしたことがない。
だから、ノークーラー生活は
耐えがたいものがあった。
(実は、引くに引けなくなってただけなのだ。)
今ではすっかり、極冷え快適生活。
(う〜ん、快適じゃぁぁぁ!!)
それにしても、
このコンビニクーラーには腹が立つ。
オークションで売っても、二束三文。
ヽ(|||`□´|||;; くっそぉーーーーー!!
本広克行監督の映画に、
サマータイムマシン・ブルースという映画がある。

タイムマシーンに乗って、
一日前の壊れたクーラーのリモコンを探すという
あまり夢のないストーリーである。
キャッチコピーは「バックトゥザ 昨日」。
もしも、この映画のように、
過去に戻れるのならば・・・。
一年前に遡って、自分に一言忠告したい。
「コンビニクーラーは使えない。」と・・・。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 パソコンを買った
物を購入する時はよく考えて買うようにしましょう。
ご利用は計画的に・・・
詳しくは「爆笑オンエアバトル」をご覧ください。
※2 サマータイムマシンブルース
劇団ヨーロッパ企画の戯曲を、本広克行監督により映画化。
内容は、実にバカバカしいが、なんか笑える映画である。
昨日と今日だけを行き交う、日本版バックトゥザフーチャー。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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