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2008年7月10日木曜日

国家の品格


人は自分にないものに憧れる。

少し前、品格という言葉がブームになった。

国民がとしたものを求めた結果、
爆発的なムーブメントになったのであろう。

国家の品格」では、
自国文化に
誇りを持つことの重要性を論じ、



女性の品格」では、最近なくなりつつある
よき女性らしさをの復活を望み、



ハケンの品格」では、トックリとクルクルの
対決を痛快に描いていた。



ちなみに、私は品格がある人が大好きだ。

気高さやあふれる上品さは、
気分を良くしてくれるものである。

私のまわりには品がある人が集まる。

妻もどことなく品があるし、
友人を見てもお下劣な人とは付き合いがない。

類は友を呼ぶ」という言葉があるが、
私にはまったく品がない。

判断基準はすべて笑いである。

面白いのか、面白くないのか」によって
判断を下すのである。

当然、すべてが過剰になる。

1の話が10にもなるし、
過激な言葉を選んで用いることもある。

人を喜ばせることに全力を注いでいるのだ。

時には、人をひどく傷つけることもある。

だから、森喜朗元首相幸田來未さんの気持はよくわかる。

彼らもサービス精神が過剰で、
人を喜ばせることが大好きな人なのだ。

目の前の人を喜ばせようとするあまり、
それ以外の人への配慮がかけてしまうのだ。

その結果、つい余計なことまで言ってしまい、
品がないように思われてしまうのである。

私の上司※1に品のある人がいた。

その上司は
整った顔だちのせいか、
どことなく品を身にまとっていた。

ただし、無類の出会い系サイト好きだった。

ある時、その上司から出会い系サイトを紹介された。

私は面倒くさがりなので、
出会い系サイトのようなものは好きではない。

でも、上司なので文句は言えない。

ということで、
出会い系サイトに挑戦することになった。


当然、私は何から始めたら良いのかわからない。

メールは得意ではない※2のだ

上:「何でも良いからメッセージ送ってみろ」


 と言われたが、うまい言葉が出てこない。

女:「私は堤真一みたいな人がタイプです。」

 という書き込みがあったので、

私:「私はメガネで出っ歯ですけど良いですか?」

 申し訳なさげにメッセージを入れてみた。 

このやりとりを見ていた上司は、

上:「ISOJINは良いよな、特徴のある顔で・・・。
   すっげぇ羨ましいよ。」

とても整った顔の上司は、
ねずみ男※3のような私に憧れていたのだ。

人は自分にないものに憧れる。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 上司・・・
   出来る上司や出来ない上司、オモロイ上司やKYな上司。
   
上司にもいろんな上司がいる。
   詳しくは「デキる上司」をご覧ください。
※2 メールは得意ではない・・・
   ISOJINはあまりメールを使わない。
   連絡手段はほとんど電話だ。しかも、その電話もあまり好きではない。
   詳しくは「100億稼ぐ超メール術」をご覧ください。
※3 ねずみ男・・・
   汚い、臭い、裏切り者の代名詞。
   でも、どことなく憎めない愛すべきキャラクター。
   詳しくは「ゲゲゲの鬼太郎(ねずみ男)」をご覧ください。


(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

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