2008年10月13日月曜日
水曜どうでしょう①
北の大地、北海道に行って来た。
メンバーは私と妻、
そして痛風男とその嫁である。
我々4人で「どうでしょう」だ。
今回の旅のタイトルは
”洋サマ生誕の地「北海道」ぶらり旅”。
妻と痛風嫁の希望により、
実現した夢の企画である。
ちなみに、我が家の旅行は、ドライブが主流。
運転嫌いな妻のおかげで
運転手はいつも私。
かくいう私も、運転はあまり好きではない。
久々の飛行機旅行に
妻も私もテンション上げ上げ。
<スケジュール>
10/10(金)セントレア発
チサングランド札幌 宿泊
10/11(土)OFFICE QUE 探し
HTV(北海道テレビ)見学
羊ケ丘展望台(クラーク博士)記念撮影
函館ロープウェイ 夜景鑑賞
湯ノ山観光ホテル祥苑 宿泊
10/12(日)函館朝市 グルメ堪能
洞爺湖 サミット会議
ホテルウィングインターナショナル千歳 宿泊
10/13(月)支笏湖 見学
千歳空港発
移動距離は1,000km超。
西へ東へ大爆走。
カントリーサイン※1を激写することも、
旅の目的の一つである。
二日目、カローラフィールダーを
ニッポンレンタカーに迎えに行く。
ここで、痛風男から提案が・・・。
ドライバーをじゃんけんで決定しようと言うのだ。
(余計なことを・・・。)
どうでしょうの旅らしい提案だが、
運転嫌いな私と妻は必死で抵抗。
ただ、ノリが悪いと思われるのはシャクである。
本意ではないが、じゃんけんをするハメに・・・。
じゃぁん け~ん ぽん
最初の運転は、私の妻。
一気に下がるテンション。
さっきまで、「洋ちゃん洋ちゃん」と、
浮かれていたのだが、その様子は微塵もない。
どうやら、初めての地での運転にビビったようだ。
明らかに、顔色がおかしい。
妻が運転しない条件は主に3つ。
① 見知らぬ道
② 高速道路
③ 深夜の運転
今回は①に該当する。
不安げな表情で運転席に移動する妻。
その様子を見て、妻以上に緊張する私。
ついに、北海道の旅は切って落とされた。
OFFICE QUEの事務所を探して、
街をひたすら練り歩く。
完全にストーカーだ。
数時間粘ったが、発見出来ず。
無念っ!!
諦めて、次なる目的地は
HTV(北海道テレビ)に向かう。
「青タイツ黄タイツ茶タイツの西表島ストラップ」を
お土産コーナーで見付けた妻は大興奮。
妻のテンションはすっかり元通り。
早速、ストラップを購入し、
ご満悦な様子である。
さて、ここからが本当の旅のスタートだ。
函館までの移動距離は 約300km。
もちろん、運転手はじゃんけんで決める。
じゃぁん け~ん ぽん
またしても、妻が運転手。
ここから函館までは高速道路。(②に該当)
再びうなだれる妻。
テンションはだだ滑り。
この乱高下は、現在の株価※2を彷彿させる。
(チャート分析は極めて難しそうだ。)
こんな調子で旅の道中、
じゃんけんは幾度となく繰り返された。
結局、旅の半分を妻が運転。
(嫌がる人に集中するもんなんだね。)
本当に運がない人だ。
最終夜、洞爺湖から
ウィングインターナショナル千歳に到着する。
ふと、妻を見ると、
顔に全く生気を感じられない。
完全に生きる屍。
とても、人様にお見せ出来るような
顔じゃなかった。
ここまで、疲れを全面に見せる人も珍しい。
慣れない運転に、
よほど疲れきっていたに違いない。
私:「早く、チェックインして、休もう!!」
珍しく、優しい言葉をかける私。
言葉もなく、うなずく疲れ果てた妻。
部屋に向かおうとする私たちに、
フロントのスタッフが声をかけてきた。
(この大変な時に・・・。)
ス:「すみません。お客さま。」
私:「何ですか?(怒)」
ス:「よろしければ、くじ引きやってますけど・・・。」
なんですとっ??
話を聞くと、無料でくじ引きをやっているとのこと。
しかも、1等の商品は花畑牧場のキャラメル※3。
このキャラメル、大行列が出来るほどの一品。
我々が千歳空港で1時間並んで、
ようやく2個ゲット出来たと言う幻の逸品。
やらない理由はないっ!!
商品に釣られ、早速挑戦する私たち。
ただ、挑戦出来るのは二人のみ。
優しい私はその権利を妻に捧げることに・・・。
一方、当然のようにくじをひく痛風男。
(自分さえ良ければ、いいんだから・・・。)
まずは、痛風男がくじをひく。
気になる結果は4等。
ただの手帳である。
まぁまぁ、そんなもんである。
花畑牧場のミルクキャラメルなんて、
そうそう、当たるものではない。
次なる番は、私の妻。
結果は・・・特賞。
商品は、なんと
毛ガニ2杯。
妻のテンションは
この旅一番の上昇を記録。
何度もカニのように、ピースサインを連発。
その様子は
蟹頭十郎太※4もビックリする程である。
最終夜。
ようやく、妻の笑顔を見ることが出来た。
(やれやれ。)
翌朝、レンタカーを返却しに行く。
心惜しいが、仕方がない。
早速、じゃんけんで最後の運転手を決める。
じゃぁん け~ん ぽん
なんと、またしても妻の運転。
本当に、最後の最後までついてないお人だ。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 カントリーサイン・・・
主に道路沿いなどに設置されている標識の一種である。
特に有名なのが北海道で、北方領土を除く市町村すべてに
イラストが描かれている標識が作られている。
※2 現在の株価・・・
リーマン破綻後、日経平均株価が1000円超の
暴騰と暴落を記録するという大激動となっている。
ジェットコースターのような乱高下はISOJINの心臓を悪くする。
詳しくは「株で1億円作る!」を御覧ください。
※3 花畑牧場のキャラメル・・・
田中義剛が経営する会社の人気商品。
口に入れた瞬間に溶け出す食感はISOJINを虜にする。
※4 蟹頭十郎太・・・
2003年、北海道テレビ放送開局35周年記念事業の一環として、
水曜どうでしょうとTEAM-NACSのコラボで企画された公演。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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