ページ

2008年8月29日金曜日

ポストマン・ブルース


自称キラ・ヤマト似の男※1を覚えているだろうか。

このブログを創めるきっかけとなった男であり、
大のガンダムヲタ、しかも自分大好き人間である。

久しぶりに連絡をしてみると、
転職をしていることが判明した。

しかも、現在の仕事は極秘プロジェクトであるため、
詳しい内容は教えられないとのことだった。


さすが、なんちゃってコーディネーター
行動が理解できない。

そんなところがドアラ※2に似ていてとても愛くるしい。

「ガキの頃みたいにドキドキすることはな
いのか?」

彼を見ていると、そんな問いかけをされている気がする。

でも、その断片的な情報から、
私にはピンとくるものがあった。


私がコーディネーターだからではない。

何故なら、私の妻もその極秘の
プロジェクトに参加しているからだ。

そう、私の妻とキラ・ヤマト似の友人は同じ職場だったのだ。

極秘プロジェクトとは名ばかり、情報漏えいも甚だしい。

人は秘密と言われると、話してしまうものである。


痛風男が良い例※3である。

彼は秘密を守った試しがない、情報拡声機である。

内緒にしたいことから、話をしてしまう癖がある。

話を戻すが、この会社では情報漏えいを防ぐために、
静脈認証を行っているそうだ。

静脈認証とは静脈認証リーダーにより指をチェックし、
入退室管理をするネットワークセキュリティだ。

随分、ハイテクな会社である。

「筆記用具は忘れても、だけは忘れないでね。」

会社の上司にこんな冗談を言われるくらいである。

指に怪我を負おうものなら大変なことになる。

ポストマン・ブルースという映画がある。




<内容>
郵便配達員(堤真一)は、配達の途中、

高校時代の友人で今はヤクザ(堀部圭亮)に再会する。

麻薬に手を出し、組と警察から追われていた友人が
ちょうど小指を切
り落としたところだった。

久しぶりの再会に会話は盛り上がり、

切り落とした小指は配達物の中にまぎれこんでしまう。


そんなこととはつゆ知らず、郵便配達員は帰宅する。


その様子を見ていた張り込み中の刑事たちに

運び屋と勘違いされてしまう。


一方、ボスに小指を献上するために、
郵便配達員を探すヤクザとそれを追うボス。


ヤクザと刑事の両方から追われる郵便配達員。


何も知らないのは本人だけ


郵便配達員の行方はいか
に・・・。














幼馴染とはいえ、ヤクザと付き合うとろくなことはない。

落とし前の代償は大きすぎるからである。

本当に、悪いことは出来ないものである。

実は、キラ・ヤマト似の友人は
妻も知らない私の秘密をたくさん握っている。

そんなこともあり、最近、私は情報漏洩が心配で、
眠れない日々
を送っている。


今のところ、まだえんこはつめていない
















≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 自称キラ・ヤマト似の男・・・
   とても頑張り屋で格闘技をこよなく愛する人。
   それ以上に自分をこよなく愛している。
   人を癒してくれる不思議なパワーを持っている。
   詳しくは「
起動戦士ガンダムSEED」をご覧ください。
※2 ドアラ・・・
   中日ドラゴンズのマスコット。
   今ではその人気はうなぎのぼり、写真集・CDにと活躍の場は
   広がるばかりである。
   詳しくは「
ドアラのひみつ」をご覧ください。
※3 痛風男が良い例・・・
   コミュニケーション(伝達)能力が高い人に、
   知られたくないことを話すときには注意が必要である。
   詳しくは「
百匹目の猿」をご覧ください。

(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。

0 件のコメント:

★ 応援ポチお願いします m(_"_)m

人気ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 くる天 人気ブログランキング ブクログ 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ