自称キラ・ヤマト似の男※1を覚えているだろうか。
このブログを創めるきっかけとなった男であり、
大のガンダムヲタ、しかも自分大好き人間である。
久しぶりに連絡をしてみると、
転職をしていることが判明した。
しかも、現在の仕事は極秘プロジェクトであるため、
詳しい内容は教えられないとのことだった。
さすが、なんちゃってコーディネーター、
行動が理解できない。
そんなところがドアラ※2に似ていてとても愛くるしい。
「ガキの頃みたいにドキドキすることはないのか?」
彼を見ていると、そんな問いかけをされている気がする。
でも、その断片的な情報から、
私にはピンとくるものがあった。
私がコーディネーターだからではない。
何故なら、私の妻もその極秘の
プロジェクトに参加しているからだ。
そう、私の妻とキラ・ヤマト似の友人は同じ職場だったのだ。
極秘プロジェクトとは名ばかり、情報漏えいも甚だしい。
人は秘密と言われると、話してしまうものである。
痛風男が良い例※3である。
彼は秘密を守った試しがない、情報拡声機である。
内緒にしたいことから、話をしてしまう癖がある。
話を戻すが、この会社では情報漏えいを防ぐために、
静脈認証を行っているそうだ。
静脈認証とは静脈認証リーダーにより指をチェックし、
入退室管理をするネットワークセキュリティだ。
随分、ハイテクな会社である。
「筆記用具は忘れても、指だけは忘れないでね。」
会社の上司にこんな冗談を言われるくらいである。
指に怪我を負おうものなら大変なことになる。
ポストマン・ブルースという映画がある。
<内容>
郵便配達員(堤真一)は、配達の途中、
高校時代の友人で今はヤクザ(堀部圭亮)に再会する。
麻薬に手を出し、組と警察から追われていた友人が
ちょうど小指を切り落としたところだった。
久しぶりの再会に会話は盛り上がり、
切り落とした小指は配達物の中にまぎれこんでしまう。
そんなこととはつゆ知らず、郵便配達員は帰宅する。
その様子を見ていた張り込み中の刑事たちに
運び屋と勘違いされてしまう。
一方、ボスに小指を献上するために、
郵便配達員を探すヤクザとそれを追うボス。
ヤクザと刑事の両方から追われる郵便配達員。
何も知らないのは本人だけ。
郵便配達員の行方はいかに・・・。

幼馴染とはいえ、ヤクザと付き合うとろくなことはない。
落とし前の代償は大きすぎるからである。
本当に、悪いことは出来ないものである。
実は、キラ・ヤマト似の友人は
妻も知らない私の秘密をたくさん握っている。
そんなこともあり、最近、私は情報漏洩が心配で、
眠れない日々を送っている。
今のところ、まだえんこはつめていない。

≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 自称キラ・ヤマト似の男・・・
とても頑張り屋で格闘技をこよなく愛する人。
それ以上に自分をこよなく愛している。
人を癒してくれる不思議なパワーを持っている。
詳しくは「「起動戦士ガンダムSEED」をご覧ください。
※2 ドアラ・・・
中日ドラゴンズのマスコット。
今ではその人気はうなぎのぼり、写真集・CDにと活躍の場は
広がるばかりである。
詳しくは「「ドアラのひみつ」をご覧ください。
※3 痛風男が良い例・・・
コミュニケーション(伝達)能力が高い人に、
知られたくないことを話すときには注意が必要である。
詳しくは「「百匹目の猿」をご覧ください。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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