私は裕福な家庭に生まれていない※1。
だから、生活がどうしてもしみったれている。
幼い頃から染み付いた習慣だから仕方ない。
そんな自分がたまに嫌になる。
電車の中にジャンプをみつける。
ものは大切にしないと・・・。
私は人の目を気にしながらも、
そのジャンプをそっとカバンにしまうのだ。
特にジャンプが欲しいというわけではない。
でも、どうしても放っておけないのだ。
とりあえずワンピースを読み、
ゴミ箱にそっと返す。
おおっと、その前に忘れてはいけないことがある。
愛読者アンケートだ。
どちらかというと律儀なタイプなのだ。
この読者アンケート一つだけ難点がある。
切手が必要なのだ。
今時、料金受取人払ではないアンケートも珍しい。
しかも、「50円切手をはってね!」って!!
海賊のくせに、
妙にかわいらしい言葉使いに腹が立つ。

ジャンプパイレーツめっ。
俺に50円も払わせやがって。
拾ったものに文句をつける理不尽な私。
集英社さん、本当にごめんなさい。
でも、わかって欲しい。
ケチな私にとって、
50円というのはとても大金なのだ。
50円のことをブチブチ文句を言っていたら、
このジャンプパイレーツの驚くべき事実を耳にした。
この海賊、実は女性だったのだ。
だから、かわいらしい言葉使いをしているのだ。
知ってる人もいるかもしれないが、
知らない人は、私と一緒に検証していきましょう。
このジャンプパイレーツを横に傾けてみると・・・。

ほら、女の子になったでしょ。
拾ったジャンプで一つ勉強になった。
ものを大切にするという習慣のおかげである。
物事は視点を変えると、
今までとは違ったものが見えてくる。
人は生まれてから、
それぞれの環境の中で様々な経験をする。
その経験の中で、ひとつの現実を見たときに
その現実の受け止め方が変わってくる。
経験によって現実をどのように受け止めるかという
レンズ(視点)を形作っていくのである。
様々な経験で、
私のレンズはかなり汚れてしまった。
でも、今さらこのメガネを外すわけにはいかない。
私の小さなプライドである。
面白ければ、それで良いのだ。
このブログはその偏ったレンズで見ている。
さて、みなさんにはこれが何に見えますか?

あなたの女性の好みがわかります(?)。
≪イソジンのよく解る用語解説≫
※1 裕福ではない
金持ちではなかったが、新しいものに囲まれた生活を送っていた。
家電製品大好きなISOJINなのだ。
詳しくは「秘密結社鷹の爪」をご覧下さい。
(注)ISOJIN Blogはフィクションです。実在する人物、団体、事件には関係ありません。全ての判断は読者であるISOJINマニアの皆様に委ねられています。
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